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しばらく探しているとさっき俺がいた庭にルカがいた。


「お、いたいた」


庭に行きルカに声をかける。


「ルカー!」


ルカに声をかけるとルカがこちらを振り向く。


「お、ケイじゃねえか。その姿どうしたんだ?」

「え…」

「ん?」

「なんでわかるの?」

「ああ、そういうことか。俺は人間じゃないからな、においでわかるんだ」

「え、私匂いあるの…?」

「いや、逆にない方だ。だからわかるんだけどな」

「そ、そういうことね」

「ああ、そうだケイ」

「どうしたの?」

「俺存在進化したぞ!」

「え?」

「だから存在進化したって」

「ほ、本当!?」

「おう、本当だぞ。【ステータス】」


~~~~~~~~~~

種族 嵐鬼(らんき)

年齢 4年6ヶ月

レベル1

ジョブ 嵐剣士(らんけんし)

ジョブ履歴

王族 戦士


体力   970

攻撃力  450

知識   400

MP   280


物理耐性 250

魔法耐性 200


パッシブスキル

人語理解Lv10

怪力Lv10

物理ダメージ軽減Lv6

スキル

体術Lv4

嵐魔法Lv4

風魔法Ⅼv7

念話Lv5

剣術Lv9

威嚇Lv5

ユニークスキル

鬼化Ⅼv1

二つ名

魔の神のお気に入り

孤独な生物


~~~~~~~~~~


「ステータスも随分と増えてるし魔法も増えてるね」

「だろだろ!!」

「魔法使ってみる?」

「そうするか。ん~じゃあまずは【ストーム】」


目の前で風が小さく渦を巻く。それはとてつもないほど大きくなっていきあたりの葉が巻き込まれていく。


「でかすぎない?」

「強力だからいいんじゃないか」


二人は上を見ながらつぶやく。するとケイの足もとに切り刻まれた葉っぱがストームの中から出てきた。ケイはその葉を拾う


「私もそうだからそこまできつく言えないけど素材どうやって回収するの?」

「え?あいつらの皮とかいるのか?」

「……いや、なんでもないよ。次の魔法見せて」

「おう、【斬域(ざんいき)】」


次は広範囲にとてつもない数の斬撃が現れる。


「バツバツバツバツバツッ!」


少し伸びていた枝が綺麗にそろえられて切られる。


「広範囲魔法ね」

「弱い魔物にはきくだろうが王級くらいになってくるとほとんど意味がなくなりそうなんだよな~」

「オークジェネラルをミンチにできるだけで十分すごいと思うけどね」

「それだったら普通に切った方が早いからな。じゃあ次だ。これは威力が強すぎるから高すぎるから空で発動するからな」

「わかったわ。【翼召喚】」

「よし、【風歩】」


ルカが風歩を使い上に上がっていく。それに続くようにケイも翼をつかい上昇する。周りに建物がない高さ(といっても四階ほどの高さだが)にくるとルカが大剣を抜き、魔法を発動する。


「【嵐斬(らんざん)】ッ!!」


ルカが重量のある大剣を前方に向かってとんでもない速さで振り回す。剣からは普通の一般人が両手を広げた時の大きさほどの斬撃が前方に拡散するようにいくつも飛んでいき、飛んで行った先ではストームほどの大きさではないものの、二メートルほどのストームが発生していた。魔法を発動したルカは風歩を解除し、地面に降りる。


「すげぇだろ!!」

「確かにあれは王級でも斬撃が五個ほど当たったら一発で倒せそうだね」


そういいながらケイは降り、翼を消す。


「だろ!明日はケイの試合があるから無理だがまた模擬戦しようぜ!」

「いいよ」

「ところでケイ」

「どうしたの?」

「いつまでそんな変なしゃべり方してるんだ?」

「あ、やっぱり?」


魔法説明

嵐魔法   風魔法の上位版で火力が高い

二つ名説明

孤独な生物 この世界で一匹しかいない生物であり、多数の敵に囲まれると攻撃力がアップする

ジョブ説明

嵐剣士   嵐魔法と剣術を複合して戦う剣士 

~~~~~

お出かけ中なので更新遅くなります。すいません<m(__)m>

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