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今日は翼の練習もかねて魔物の討伐のために王都の冒険者ギルドに来ている。さすが本部というべきかヘリサスのギルドより一回り二回りも大きい。中に入ると今まで大会のために酒を飲んでお祭り騒ぎだったギルド内が静まり返る。


「「「「「おおおおお!!」」」」」


鼓膜が破れるかと思った。


「小僧!お前本選にでたやつじゃねーか!」

「あの魔法すごかったな!」

「いやいやいや、あのまとめて切るのも」

「それよりもやっぱ上から柱を落とした魔法のほうがすげぇだろ!!」


な、なんか俺の知らないところで俺が有名になってる…


「あ、ありがとう」


人を押し分けながら前に進み受付にたどり着いた。


「依頼を受けたいんだが何かいい討伐依頼はないか?」

「ケイ様ほどの方が受けるのであればフライスネイクなどの討伐依頼がございますが」

「フライスネイク?」

「フライスネイクとは沼などに生息しているポイズンスネイクに類似した種ですが、羽が生えており集団で行動しています。素早い動きで空から攻撃してくるために中々討伐できるものもいないのです」

「なるほどな。じゃあの討伐依頼を受けよう」

「ありがとうございます。ではこの依頼を受諾しました。いってらっしゃいませ」


~~~~~~~~~~

アースヌ平野


「「「「「シュルルㇽㇽㇽ」」」」」


目的地にきたはいいが数が多すぎる。例えるなら海にいる魚みたいな感じだ。それが空にいる。しかもすべて敵だ。そのうちの5体ほどがケイにきずき襲ってくる。


「数多すぎだろ……」


そういいながら刀を抜き放ち何事もないかのようにまとめて切る。


「あの中に突っ込むのやだな……【翼召喚】…行くか」


ケイが猛スピードでフライスネイクに向かいながら魔法を発動する。


「【闇の矢(ダークアロー)】【黒柱の雨(ブラックピラーレイン)】【黒柱(ブラックピラー)】」


背後に黒柱と矢が現れ、フライスネイクのさらに上にとてつもない大きさの黒柱が現れる。中距離まで接近すると黒柱と矢を放ち、近距離になると抜刀する。


「【抜刀】【千切り】」


今のだけで50体は倒せただろう。いったんフライスネイクから離れれ、黒柱を落とす。


[ドッッッゴオオォォォン!!!]


前より高い位置から落としたので音が大きい。しかし威力は変わらずいかに素早いとはいえ避けれなかったようで70体ほど倒した。


あとは黒柱を使い敵を倒したり刀で倒しているとここにいたフライスネイクは全滅させたようだ。


「流石にレベル差がありすぎたか。まあ早く終わったからいいだろ」

「シュルルルㇽㇽㇽ」

「まだ残ってた…か…」


後ろを振り向くとさっきのフライスネイクより3倍以上大きく色が緑色ではなく赤色だ。


「【神眼】」


~~~~~~~~~~

種族 フライスネイクキング

年齢 2年9ヶ月

レベル43

ジョブ 王族


体力   1300

攻撃力  500

知識   150

MP   350


物理耐性 200

魔法耐性 270


パッシブスキル

飛行Ⅼv15

攻撃力強化Ⅼv10

魔法ダメージ軽減

スキル

毒牙Ⅼv8

毒魔法Ⅼv8

毒霧Ⅼv5

繁殖Ⅼv7


~~~~~~~~~~


フライスネイクキングが睨みつけてきて今にも襲ってきそうだ。


「王級がいるとか聞いてないんだが……」


魔物説明

フライスネイク 空を飛び、毒をもつ蛇の魔物で集団で行動している

フライスネイクキング フライスネイクが進化し王級になった魔物

スキル説明

飛行       空を飛ぶ速度が上がる

攻撃力強化    攻撃力を強化する

魔法ダメージ軽減 魔法のダメージを軽減する

毒牙       毒の敵に与えるダメージが上がる

毒魔法      闇魔法が毒に特化した魔法

毒霧       魔法で毒の霧を生み出す

繁殖       自分の魔力で魔素溜りを作り出し自分と同種で忠実な魔物を生み出す

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