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「おい、ついたぞ起きろ」

「あ?」


どうやら眠っていたようだ。目をこするり重たい目を開ける。


「うおッ!」

「ど、どうしたのだ」


目を開けると目の前にアウラの顔があった。


「ち、ちかい」

「ああ、すまないな」


そういい馬車からおりようとする。


「あと早く降りてこい。ルカとクリスはもう館の中に入ったぞ」

「わかった」


馬車から降りてみると目の前に領主の館ほどではないが一般的に見たらとても大きい館があり、庭はもしかしたら領主の館より大きいかもしれない。

横を見ると館で見たようなメイドが立っていた。


「君は?」

「私はシュレイム様にケイ様のお世話をしろと言われております。メイド長のサレムと申します。よろしくお願いします」


いいおわったあとにとてもきれいな動きで頭を下げてくる。


「知っているだろうが俺はケイだ。よろしく頼む」

「はい。それではケイ様のお部屋に案内いたしますのでついてきてください」

「助かる」


サレムに案内された部屋は、大きなベッドにタンスや装飾が施された机と椅子などが置いてあった。


「その机の上に置いてある鈴は魔道具ですのでその鈴を鳴らせば私が参りますので何か用事がある際はその鈴をを鳴らしてください」

「何か用事があるときは呼ばせてもらう」

「はい。遠慮なく申し上げてください」


サレムはそういうとお辞儀をして部屋を出て行った。


「ここではすることもないし、魔力循環でも鍛えておくか」


魔力循環とは体の中を通る魔力をいかにスムーズに体中に魔力をめぐらすかである。魔力循環を良くすることにより無駄な魔力消費を抑え、魔法発動速度もさらに早くなる。しかしもし失敗すれば魔力が体の中で暴走し体の中から内臓を傷つけ始める。さらにこれには、集中力も必要なため周りに誰かいたり騒音がする場所ではなかなかできない。そのため今のこの環境は魔力循環を鍛えるのに最適なのである。


「………」


~~~~~~~~~~


あれから何時間もたったがケイはベットの上から動かず、ずっと魔力循環を鍛えていた。

俺の部屋に近づいてくる足音が聞こえる。魔力循環を切り、目を開き扉のほうに目を向ける。


[コンコン]

「誰だ?」

「サレムです。食事の時間ですので呼びにまいりました」

「サレムか。わかった今出る」


人化を使い前の世界の記憶にあるスーツにに服装を変える。廊下に出るとサレムが待っていた。


「ではいきましょう」


この後はシュレイム様やクリスと共に食事を食べ、とてつもなく大きい風呂で体を癒しそのまま寝た。



ベットふかふかだ~



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