表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
16/115

0016


「どうやって倒すんだあれ」


オークジェネラルは全身鎧のため、頭も胴体も基本的には狙えない。そのため間接を狙うしかない。さらに大剣も装備しているため、打ち合うと刀ではなく腕が折れそうだ。悩んでいても攻撃を相手に譲らせるだけだ。


「先手必勝か。【闇の矢(ダークアロー)】!」


装備のおかげで魔法の効果も上がっているため、矢が10本に増えている。オークジェネラルも危険だと思ったのか、大きな大剣を地面突き刺し大きな巨体を守る。矢がオークジェネラルに向かって発射される。


[ガガガガガガッッッ!!]


矢が大きな音を立てて大剣に向かっていく。煙がまいオークジェネラルの姿が見えなくなる。煙が消えてくると煙の奥で動く影が見えた。やばい?!と思った瞬間にオークジェネラルが大剣を振り上げ、突っ込んでくる。ケイは刀で防ごうとしたが、直感的に後ろに下がった。


「つッ―」


さっきまでケイがいた所は大剣によって地面が陥没している。矢でオークジェネラルが食らったダメージは両腕の装備が弾け飛んだ程度だ。だがその程度でも鎧がはがれたのはチャンスだ。


「【闇の手(ダークハンド)】、【闇の矢(ダークアロー)】」


はがれた鎧の腕の部分を狙い闇の手で腕を引っ張り固定し、闇の矢を腕に集中砲火する。


「ブモオォォォォォ!!」


オークジェネラルが、鼓膜が破れんばかりの絶叫を上げる。片腕がちぎれたため相当の痛みなのだろうが、このチャンスを逃すわけにはいかないと一気に攻める。絶叫しているオークジェネラルに近づき、体を支えるために使っていた大剣とオークジェネラルを飛び越え、振り向きながらもう片方の腕を切り落とす。オークジェネラルは絶叫しながら前に倒れていく。


「【闇の手(ダークハンド)】」


再び闇の手で体を固定し、オークジェネラルの鎧の隙間を狙って首に刀を突き刺した。先程まではダークハンドでオークジェネラルを固定していても暴れていたが完全に動かなくなった。


「ふぅ、MPが…もう…切れかけてるな…」


今の戦いで魔法を使いすぎたためケイはMPが切れかけていた。


「少し…休むか……」


~~~~~~~~~~


10分ぐらい休んだだろうか。


「少しからだが楽になったか…一応ステータスも見てみるか。【ステータス】」


~~~~~~~~~~


レベルが20になったためジョブチェンジが可能になりました。選択肢を表示します。


・闇魔法の使い手

闇魔法の火力が上がり、使える闇魔法の数も大幅に増える。

闇刀(やみとう)使い

闇魔法を刀に付与することなどができる。近接に特化した闇魔法や、スキルが手に入りやすくなる。

・闇戦士

闇魔法が減り、剣に闇魔法を付与することなどはできるが、強力ではない。そのかわり戦士系統のスキルなどが手に入りやすくなる。


~~~~~~~~~~


「ジョブチェンジか。この中だと……闇刀使いか。戦士や闇魔法使いのように物理や魔法特化じゃないからな」


そういうとケイは闇刀使いを選択した。


「さてステータスわっと」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ