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0012


「ここか」


建物には鍛冶屋とかいており、様々な武器や装備がずらっと並んでいる。

ガラァンと扉をあけ、中に入ると鉄を打つ音が聞こえる。


「すいませーん。武器と装備を買いにきたんですがー!」


と言うと、鉄を打つ音がやみ、中から立派なひげを蓄えたドワーフがでてきた。


「兄ちゃん、予算はどれくらいだ?」

「一応金貨6枚はあるが」

「兄ちゃんみねえ顔だが冒険者か?」

「そうだな。最近この都市にきたからな。それで、武器もこんなんだ」


ドワーフの前にまったく手入れしておらず、刃こぼれをした剣を出す。


「兄ちゃんどんな使いかたしたらこんなひどくなるんだ…こりゃ一回溶かしてつくりなおさにゃ使い物にならんな」

「まぁ俺はあたらし武器を買いにきたからな。ほしいのならばやるが」

「ああ、もらっておこう。それと武器と装備ならそこにあるのをみていていいぞ。選べたら言ってくれ」

「わかった」


さてさて【神眼】で見て選びますか。


「【神眼】」


いくつか見ていると異様に目にとまるものがあった。それは全身黒色のローブのようなもので、下のほういくつかに切れており、フードがついているがそのフードは目が見えなくなるくらいに深い。そばにあった日本で見たような刀のようになっていて、鞘は真っ黒に染まっており、刀身が血の様な赤色で、剣の持ち手には真っ赤な魔石と呼ばれるものが嵌っている。


~~~~~~~~~~

魔王のローブ

魔王になる資格があるものにしか着ることができず、資格のあるものにはとても魅力的に見える

使い手の一番特化している魔法を大強化する

~~~~~~~~~~


いや、何でここにあるんだよ!あと目を惹かれると言うことは、魔王になる資格があるって事でいいのか?……そういうことなんだろうなー、あんまり考えないようにして次を視よう…


~~~~~~~~~~

魔刀イシュダル

400年前に作られたもので、その時代に呼び出された勇者の世界の武器を見本にしたが、魔王の魔石を基盤に作られているため何かしらの加護を持っていなければ数日で呪い殺される

全体に魔力ををめぐらせる事ができ、めぐらせた属性や量や魔力操作の練度などによって火力や付与される能力が変わる

~~~~~~~~~~


神、いやラヒネが使えと言ってるよ!…これにするか……


ドワーフのおっさんがいるところに魔刀とローブをもっていく。


「ドワーフのおっさんこれで頼む」

「兄ちゃん…見事にいわくつきのやつを持ってきたな…本当にこれでいいのか?」

「ああ、これで頼む」

「わかった。あとわしの名前はおっさんじゃなくてガーラだ。死んでいなかったら覚えといてくれよ。ガハハハ!」


ケイは口をヒクヒクさせながら。こいつ笑いながらなんてとんでもないこと言いやがる。と、思っていた。


「まいどー」


店を出て空を見ると日が暮れ始めていた。


「ちょうど暗くなってきたし宿に行くか」


種族説明

ドワーフ   立派な髭が生えており、鉱山などで鉱石を集めていたり、ひび鍛冶の腕を磨いている

武器 装備説明

ローブ    通用者の魔力循環をよくする

魔剣     魔剣といわれるものには何かしらの制限、デバフ、または上位のものでしか通用できないようなものもある。魔刀も同じようなもの

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