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しばらくずっとにらみ合いが続いている。さて、どうしたもんかなー相手もまったく飛び掛ってこないしもう一度俺から攻めるか。


「【身体強化】」


地面を力強く蹴りつけ、ウルフに向かって突進する。前進している間に剣を抜き、前にいるウルフに向かって切りつけようとするが、横にいるウルフが攻撃してくる。体を回転させ、そのまま横薙ぎに切りつけウルフの体を切る。


「ギャン!!」

「次っ!」


後ろから二匹が襲ってきていたが、自分から転がり避ける。その勢いのまま立ち上がり、再び構え、追いかけてきていたウルフの攻撃を剣で防ぐ。が、火力が高いため腕がきしむ。


「しゃあ!!」


なんとかはじき返し、そのまま空中で縦に一閃し。奥から来ていた攻撃を一歩下がりよけて倒し、横から同時に襲ってきていたのを二体同時に切りつけ倒す。


「よし、終わったな。一応ステータスを確認してみるか。【ステータス】」


~~~~~~~~~~

名前 ミナト ケイ

種族 人間

年齢 17

レベル12

ジョブ 戦士

ジョブ履歴


体力   330 (+50)

攻撃力  150 (+50)

知識   120 (+50)

MP   120(+50)


物理耐性 70  (+50)

魔法耐性 70  (+50)

幸運   15 


パッシブスキル

物理ダメージ軽減

スキル

闇魔法Lv1

身体強化Lv1

剣術Lv2

マッピングLv2

ユニークスキル

ラヒネの加護小

人化Lv1

神眼Lv2

隠蔽Lv2

固有スキル

存在進化

二つ名

魔の神のお気に入り


~~~~~~~~~~


「闇魔法ねー使い方もなんとなくわかるから使ってみるか。【闇の矢(ダークアロー)】」


すると、ケイの真後ろにドロッとした黒色の矢の形をしたものが7本あった。


「いや、多くねえか!とりあえず撃ってみるか」


撃つと意識したとたん矢が射出され、目の前の木を吹っ飛ばした。


「……火力おかしくないか?一応もうひとつも試してみるか……。【闇の手(ダークハンド)】」


今度はケイの影から4本の黒い手が出てきた。


「これはいろいろと応用がききそうだな。ただ加減が……」


木をつかむように意識すると黒い手が木をつかんだ、瞬間に木が手の掴んだところだけ陥没した。


「うん。知ってた。とりあえず依頼は達成したし、ウルフをもって都市にかえるか」


ケイは現実から少しだけ目を背けた。


~~~~~~~~~~


「依頼を達成したんだが」

「わかりました。では、薬草を出してください。鑑定いたしますので」

「わかった」


受付に今とってきた薬草をすべておく。鑑定し始めてからしばらくたつと受付の女の人が目を見開いた

「これ上位の薬草も混じってるじゃないですか!」

「そうだな」

「そうだなじゃなくてですね…これ本当に売っていいんですか?」

「別にいいがなんでだ?」

「あのですね、上位の薬草は上位のポーションになるから売らない人が多いんですよ」

「そうなのか、まぁ別に俺いらないからな」

「そうですか。では鑑定いたしますのでしばらくお待ちください」

「ああそうだ。ちょっと待ってくれこれも売りたいんだが」


といいながらバッグからウルフの頭を引っ張り出す。


「わかりました。お受け取りします」

「頼む」


しばらく待っていると呼ばれたので行ってみると。


「依頼の達成を確認しました。薬草とウルフで金貨7枚になります」

「そんなにもらえるのか!」

「上位の薬草は結構使いますからね。今回は数も数でしたのでこの値段になります。」

「な、なるほどね。あ、あと宿屋と鍛冶屋の場所を教えてもらえないだろうか」

「お安い御用です。宿屋はすぐ近くにありますからすぐ見つかります。名前は星の宿ですね。鍛冶屋のほうは道をまっすぐ進みますと鍛冶屋が密集しているところがありますので、そこのドワーフがやっているところをお勧めします」

「ありがとう…名前なんだっけ?」

「ルイナですよ…」

「ルイナ助かった!」


スキル説明

闇魔法   闇属性の魔法が使えるようになる

魔法説明

闇の矢   背後に闇属性の矢を出すことができる。普通は木を吹き飛ばすことも7本も出すこともできない

闇の手   影から力の強い手を出すことができる。普通は木を握りつぶすことや4本も出すことはできない

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