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たぶんな本当  作者: シヲ
4/5

意地悪!!


そこには大きな大きな






        パーティ会場がありました☆






・・・って




んなわけねぇええええ!!!!






「きょっ恭くん!?」


「ん〜何?」


「何?じゃないでしょ!!!何この広さ!!!!ついでに盛大さ!!」


「え?普通だよ、こんなの。」




あっはは♪ざけんな☆



「さ、勉強しないとね?」


「・・・・・うぃーす。」



かくして恭のとてつもなくスパルタな勉強が始まったのだ。




「じゃ、次ここね。さっきやったんだしまさか出来るよね?」


「う゛っ!え、え〜とぉ〜?」


何この文字・・・X?Π?



イミワカリマセーン。



「・・・・・・・で?」


「ははははははは」


「僕の話ちゃんと聞いてた?」


「・・・うん、一応・・」


「はぁ、いい?ここはこうしてこうすんの。で、ここはこっちにもってきて・・」


「あ!分かった!」


「・・・・そうそう。うん、出来てるね。よしじゃあ次。」


「ぐあ〜〜〜〜〜〜」


もうっ無理!疲れた〜・・・





そして私は気がつかなかった・・・


恭が小さく口元を吊り上げた事を・・・




「・・・疲れた?」


「!!!!うん!<休ませてくれんのかな〜>」


「じゃあ・・・・ゲームしながらやらない?」


「え?ゲーム??ゲームやりながらやったら進まないんじゃ・・」


「ん〜?ちゃんと勉強も出来るゲームだからご心配なく〜。」


勉強と両立できるゲーム?


ま、勉強を黙々とやるよりはマシか〜・・・・



「いいよ!やるやる!」


ニヤッ


「訂正は出来ないからね?じゃあルールを言うね?」


「はいよ〜」


「1問間違えるごとにキス1回。」















・・・・きす?記す、帰す、期す、規す、・・・・・・キス!?







「うええぇぇぇええぇえ!!」


「分かったね?じゃあ第1もーん☆」


「えっちょ!ちょいまて!!!」


「この式はどう求めるでしょう?」



くっこうなったらやるしかない!!


「え〜え〜ん〜・・・あっ!わかったぞ!これだ!!」


「・・・・ん。せいかーい☆じゃ次。」


「っと、こーして・・・・よし!どうだ!!」


「いいね、じゃあこれは?」




と、こんな感じで私はどんどん正解していった。



「うん、もう完璧だね。・・・じゃあこれで最後!ここの問題をどうぞ?」


「ふふん!全クリしたる!!」


へっへ〜んだ!!もう私の辞書に不可能という文字はない!!はっはっはっはっは〜!!







不可・・能・・と・・いう・・文字は・・な・・






「何これぇ!!?」



これって高3の問題じゃね!?


だってこの問題 兄ちゃんの問題集で見たことあるもん!!!



「何?分かんないの?」


「うっ!くそ〜」


「じゃあ後10秒ね?」


「ええ!!」


「10〜9〜8〜7〜・・・」


あーあーあー


「3〜2〜・・」


え〜え〜え〜




「はいっ時間切れ〜」



ぎゃーーー!!!!


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