意地悪!!
そこには大きな大きな
パーティ会場がありました☆
・・・って
んなわけねぇええええ!!!!
「きょっ恭くん!?」
「ん〜何?」
「何?じゃないでしょ!!!何この広さ!!!!ついでに盛大さ!!」
「え?普通だよ、こんなの。」
あっはは♪ざけんな☆
「さ、勉強しないとね?」
「・・・・・うぃーす。」
かくして恭のとてつもなくスパルタな勉強が始まったのだ。
「じゃ、次ここね。さっきやったんだしまさか出来るよね?」
「う゛っ!え、え〜とぉ〜?」
何この文字・・・X?Π?
イミワカリマセーン。
「・・・・・・・で?」
「ははははははは」
「僕の話ちゃんと聞いてた?」
「・・・うん、一応・・」
「はぁ、いい?ここはこうしてこうすんの。で、ここはこっちにもってきて・・」
「あ!分かった!」
「・・・・そうそう。うん、出来てるね。よしじゃあ次。」
「ぐあ〜〜〜〜〜〜」
もうっ無理!疲れた〜・・・
そして私は気がつかなかった・・・
恭が小さく口元を吊り上げた事を・・・
「・・・疲れた?」
「!!!!うん!<休ませてくれんのかな〜>」
「じゃあ・・・・ゲームしながらやらない?」
「え?ゲーム??ゲームやりながらやったら進まないんじゃ・・」
「ん〜?ちゃんと勉強も出来るゲームだからご心配なく〜。」
勉強と両立できるゲーム?
ま、勉強を黙々とやるよりはマシか〜・・・・
「いいよ!やるやる!」
ニヤッ
「訂正は出来ないからね?じゃあルールを言うね?」
「はいよ〜」
「1問間違えるごとにキス1回。」
・・・・きす?記す、帰す、期す、規す、・・・・・・キス!?
「うええぇぇぇええぇえ!!」
「分かったね?じゃあ第1もーん☆」
「えっちょ!ちょいまて!!!」
「この式はどう求めるでしょう?」
くっこうなったらやるしかない!!
「え〜え〜ん〜・・・あっ!わかったぞ!これだ!!」
「・・・・ん。せいかーい☆じゃ次。」
「っと、こーして・・・・よし!どうだ!!」
「いいね、じゃあこれは?」
と、こんな感じで私はどんどん正解していった。
「うん、もう完璧だね。・・・じゃあこれで最後!ここの問題をどうぞ?」
「ふふん!全クリしたる!!」
へっへ〜んだ!!もう私の辞書に不可能という文字はない!!はっはっはっはっは〜!!
不可・・能・・と・・いう・・文字は・・な・・
「何これぇ!!?」
これって高3の問題じゃね!?
だってこの問題 兄ちゃんの問題集で見たことあるもん!!!
「何?分かんないの?」
「うっ!くそ〜」
「じゃあ後10秒ね?」
「ええ!!」
「10〜9〜8〜7〜・・・」
あーあーあー
「3〜2〜・・」
え〜え〜え〜
「はいっ時間切れ〜」
ぎゃーーー!!!!