波乱の予兆
浮かばない…、息詰まるの早ww
南西・魂西島 アジト・ネジティス
「デビルアミグスの制圧が格段に上がってきている」
「この件はどう思います、兄」
「彼のことです、友だの親友だのケンカを売るのが酷い」
「それよりも、例の件が先だ、どうなっている?」
「今のところ問題はありませんが……」
「いいか?バレなければ問題はない、彼がなんとかしてくれているはずだ、このままにしといてくれ」
「了解しました」
変わって、デビルアミグスのアジト
「…」
涼は、ソファーに座って顔を下にしていた
右手には、酒の瓶を持っている
「どーしたんだよ? 浮かれた顔なんかして?」
「カーンか・・・」
カーンが近寄り、隣に座る
「楽しめよ~何か不満があるのか?」
酒を飲む、いつも通り、すごく笑顔であった
「あるよ、少しだけ」
「ふーん」
「実は、俺の両親はギャングに殺されたんだ」
「! 若い頃か?」
「いや、俺が生まれてすぐだ」
「成程ね…、どーりで馴染まないわけだ…」
「…」
「調べればいいんじゃないか?」
「え?」
「俺はお前の友達だ、友達なら何か要求したっていいじゃないのか?」
「友達…か」
「ああ! 俺はお前の友達であってこいつらも友達だ!!ガハハハハ!!!」
「…フ」
少しだけかもしれないが、軽くなった気がした、ありがとな
「お? どこ行くんだ?」
「デビルアミグス情報屋に行く」
「あいつか? また引きこもって、PCしていると思うぜ」
「分かってる」