兄貴
掲載日:2025/10/31
新年一度のあいさつ回り
炸裂断念接着剤
せっせと星団蠢く竣工日
君の兄貴は紺ビカリ
ノートの切れ端みたいな服を着て
掛かる髪や束ねたり
水筒覗いてまだあると
微笑むことなく言ったって
君を握らずいられるだろうか
アンパン配って愛想撒き
いつか目が覚めるだって
だけどね多分ほんとうは
全部失点ネグレクト
君の兄貴は紺一転
嘲笑調書は無記入で
金銀並べて染めたり
嫌いよ、人間は
不快よ、人類は
即効性の鎮痛薬を飲み干して
金ゝ流れをすまして撫でる
どうせどうせうまく生きられるんだから
遺憾に堕ちなくてもいいのに
愛らしく慎ましく
穏やかで煌々な今を
大人しく傍受しとけばいいのに
君は異端なんだから




