第9話 出会い
ガサガサ
「暗くなってきたな。暗闇を歩くのは危険だろうし、今日はここで野宿かな。完全に暗くなる前に火をつけないと。」
そう言うと俺は燃えやすい木を探しに行った。
ザッザッ
「いや~なかなか良さそうな木がないな~、ッうお!」
ドサッ!
何かに俺はつまづいて転んでしまった。
「イタタ、なんだ?なにかにつまづいたな。くぼみ?小学生くらいの小さな足跡がこの先に続いてる。なんだろう?」
ゾワッ!
この先に何かよからぬ気配を感じ取ったのか分からないが、身体が勝手に引き返していく。
「なんかこの先に行ってはいけない感じがする。早くここを離れよう。」
ザッザッザッザッ!
「ハァッハァッ、ここまで走れば大丈夫だろう。」
俺は100メートル6秒ぐらいの速さで、血眼になりながらその場から500メートル走った。500メートルも走ると身体が自由になった。そして辺りを見渡すと暗くなっていた。ただ月明かりが木の間から抜ける光だけが明るかった。
「やべーよ。火を起こす前に暗くなっちまった。どうしよう、ここで一夜を過ごすか?でもこれ以上動いたら危ないよな。仕方ない、ここで寝るか。」
そうして俺は眠りについた。疲れていたのかすぐに深い眠りについた。
ピギャー!ドスンッ!!
「うわッ!!なんだ今の鳴き声、あと振動。とりあえずここから動くか。まずは地図を見て、ってすっげー森の奥に来てる!昨日走ったからここまで来ちゃったのか。もう昨日のところは近づきたくないから迂回するか。」
ザッザッ
「よしよし、あと少しで森を抜けられるぜ!」
俺は森から抜け出せる喜びを大いに喜んだ。そして大きな声で叫んだ。《よっしゃー!!》と。
(助けて…助けて…)
「なんだ?頭の中に声が、助けを求めてる?どこだー!どこにいるー!」
俺は考えるより先に行動に出た。地図をみると、昨日の夜にヤバイと感じた場所に白色に輝く点があった。
ハァハァハァ
「ここか。おーいどこにいる?返事をしてくれ!」
そう言いながら探した。
ガサッ
草むらをかき分けると木の陰に一人の少女を見つけた。そして助けようとすると手がピタリと止まった。そう、昨日のヤバイ気配を出していたのはこの少女だったのだ…。
「なんで手が止まるんだ。目の前に助けて欲しい人がいるのに!」
その叫びと同時に手が、身体が動くようになった。
「よし。大丈夫ですか?」
俺はすかさず少女のもとへ行き、声をかけた。少女は気を失っているようだ。ふぅ~とため息をつくとドスンと後ろから大きな音が聞こえてきた。
「速く森を出よう。この子は…担いでいくか。」
ザッザッザッ
俺は走ってこの森をあとにした。
どうもレメンです。最近友達に俺が小説書いてる事教えました。そしたら、へぇ~ってあんまり反応しなかったんです。悲しかったな。まぁ今回はこれまでにして、今回はヤバイ雰囲気を出す少女を連れて森から出るお話です。じゃあまた次回お会いしましょう。




