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第12話 隠し階段

ザッザッザッ


「あの、お兄さん。さっきの依頼の内容は何だったのですか?」

「あれはな、孤児院の清掃依頼だ。」

「孤児院ですか。ちなみに孤児院てなんですか?」

「知らないのか?」

「はい。」

「孤児院てのはな、親を早くになくしたり親に捨てられたりした行き場のない子どもたちを引き取って育てるところなんだ。」

「へぇ〜。」

「もうついたぞ。」


目の前にあった建物は今にも壊れそうな協会のような建物だった。建物の入口の上には丸の中に剣が3つ交わっているようなマークが刻まれている。そして孤児院の中に入った私達は驚愕した。なんと壁の一部が崩れて外の景色が丸見えだったのです。床には割れたステンドグラスや石像の一部の頭が落ちていた。


「おいおい、これ掃除どころじゃないぞ。


そんなことを言っていると左側にあった扉から5,6歳ぐらいの子供が数人と70代ぐらいのおじいさんが出て来ました。そしてわたしたちに話しかけてきました。


「あなたたちは依頼を受けてくださった冒険者様ですか?」

「はいそうです。それよりこの壁どうしたんですか?」

「これは一週間前ぐらいでしょうか。みんな寝静まった夜に大きな物音がしたのです。私が様子を見に行くともうこの有り様でした。まあ、これは後々考えるとして依頼を受けてくださるのですよね?」

「はい。」

「ではここの清掃をお願いします。私は奥で子どもたちのお世話をしているのでなにかあったら呼びに来てください。みんな、早く戻って来なさい。」

「「はーい!!」」


返事のあと子どもたちが嵐のように奥の部屋に戻っていった。


「よし、掃除を始めるか。まずは散乱している瓦礫をどかすぞ。」

「はい!」


意外と時間はかからず瓦礫の撤去が終わった。だが、瓦礫を撤去している最中に奇妙なことが起きていた。それは、人の悲鳴がかすかに聞こえてくるのです。最初は子どもたちが喧嘩をしているのかなと思って気には止めていなかったが、よく聞くと子供の声ではなく大人の声のように聞こえたのです。聞こえてくるところに行ってみると壊れた石像にたどり着いたのです。


(この石像のところから声が聞こえてくるな。どこにも人がいないのに。周りを見てみるか。)


俺は石像の周りを1周、2周、3周とぐるぐる石像の周りを回りながら見たすると石像正面の右手の指輪が光ったのです。興味本位に触ってみるとゴゴゴという音とともに石像の後ろ側に階段が出てきたのです。


「隠し階段か、めっちゃ興奮する!!こういうメカニックなのめっちゃ好き!!」


こんなことを一人で言っているとシロンが音を聞きつけてやってきた


「お兄さん。さっきの音なんですか?ってぎゃーー!!お兄さんう、後ろ。」

「なんだ!?っうあわー!!」


そこにあったのは血にまみれて身元が確認できないほどに無惨に転がった死体が、地下へ続く階段にぶち撒かれていた。俺は思わずその場で吐いてしまった。


「ぅ゙ぉぇーー。ハアハア」

「大丈夫ですか?お兄さん。」

「あぁ、大丈夫だ。それよりシロンは大丈夫か?」

「うん、大丈夫。」

「シロンは強いな。なぁ、シロンこの隠し階段のことどう思う?」

「う〜んわかんない。でもこの先にあるものは確認したほうがいいんじゃない?」

(そうだよな。神父さんに言っておいた方がいいかな…いや神父さんがこの隠し階段を知らないはずがない。ということは神父さんが絡んでいるのかも?)

「シロン、神父さんに内緒でこの先のものを見に行くぞ。」

「わかった。」

全然アイディア浮かばない。どうしよう。でもこのまま連載してくぞ。

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