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第10話 謎の少女

ハァハァハァ


「森から出れた!もう朝から散々だったな。次は地図で見た目的地の、緑の点が集まってる所に行くか。」


そう意気込んでから目的地に向けて歩いた。


ザッザッ


「結構暑いな。すぐそこの木の陰で休むか。」


ザッザッ


「よいしょッ。ハァー、疲れた。森抜けてから1時間くらい歩きっぱなしだったからな。ここでゆっくり休むか。と、その前に忘れてはいけないのが、あの森で見つけたこの女の子だよな。まだ寝てるみたいだけどこの子なんで森で一人で居たんだ?」

「ん、ん~。」

「お、起こしちゃったか。身体大丈夫?」

「あ、あなたは誰ですか?」

「俺か?俺はハルトだ!君はなんで森に居たの?」

「山イノシシを狩るため?」

「なんで疑問形。そこは置いといて、なんで居たのか分からないの?」

「うん。」

「困ったな。この子どうしよう。あの森に戻すか?いや、駄目だな。このまま連れてくか?考えるのはあとにして、辺りを見てみるか。ヨイショッ」

「え、どっか行っちゃうの?ヤダヤダ置いてかないで。」

「どこにも行かないよ。大丈夫置いていかない。」

「えーん」

(親に置いていかれたのか?可哀想だな。てか、今気づいたけどこの子真紅(あか)皓白(しろ)色のオッドアイじゃん。スゲー。あと白銀に輝く髪の毛。雪みたいに綺麗。おっ?泣き止んだかな?)

「グスン。」

「もう大丈夫?」

「うん。」

「俺はこれから街に行くんだけど一緒に来る?」

「いいの?」

「ああいいよ。」

「お兄ちゃんと一緒に行く!」

(アルコにも言われたけど俺って若いのか?見た目は30後半から40前半くらいだけど。まぁ()()()()()って言われないだけいいか。)

「よし、じゃあ行くか。」


俺は白髪の女の子と街に向かうことにした。


ガラガラ


後ろから馬車が向かってきた。その馬車をみるとあの時襲われたトラウマが蘇ってきて、呼吸が荒くなった。


ハァハァハァ


「お兄ちゃん大丈夫?」

「あ、あぁ。大丈夫だよ。」


馬車は止まることなく2人の横を通り過ぎていった。


(アルコのせいで馬車がトラウマになってる。)


「もう大丈夫だから街に行こうか。」

「うん!」


(元気になって良かった。あの森の時は傷だらけで…あれ?なんでもう治ってんの?謎が多いけど今はそっとしておこう。)


そんなこんなで街の前まで来ることができた。


「うわ~、すっごくでかいな!?」


街の外周は高さ50メートル程の石レンガでできている。門の前には金属の鎧を着た人が5、6人ほどいる。俺は恐る恐る門に近づいた。


「こ、こんにちは。」

「やあ、こんにちは。装備も無しで観光かい?」

「え、えぇ。まぁそんな感じです。」

「子連れで大変だね。身分証は持ってるかい?」

「え!?いや、持ってません。」

「じゃあちょっと付いてきて。」


そのまま2人は門の下にある受付のような所に連れてかれた。


「今から身分証の発行をするからこの水晶に触れてください。」


ピトッ

ピカー


水晶に触れた途端に水晶から光が発せられた。


「はい、ありがとね。じゃあ次は白い髪のお嬢さんね。」


ピトッ

ピカー


「はいっ、これが君達の身分証だから無くさないようにね。」

「ありがとうございます。」


そうして街に入ることができた。

どうもレメンです。今回のお話は森で一夜を明かしたハルトが途中で出会った女の子と街に入るお話です。結構長かった。他の人はこれよりも長いやつ書いてると思うとすごいなと思いました。俺も頑張ろ。

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