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のりとひめの物語  作者: 十夢
1/4

第一章の1

不定期連載です。最後まで続けられるように少しずつ書き進めて参ります。よろしくお願いします。

のりとひめのみことは男児でありながら巫女の出立ちであった。

幼子にはいつも一人の青年が付き添ってそばにいた。青年の名はアツシ。

アヅキアシカヅチノミコトと言う。

彼もまた神の名を名乗り、天に仕えし者。


幼きのりとひめはアツシ青年について行く。

みそぎの時間のようだ。

岩を登り水辺に出る。辺りには人影は無く、獣も無い。

水は滝のように流れ出て流れて行く。

そこは泉のようになって流れて行く。

のりとひめは白装束のまま、そこに入る。

アツシ青年はうたを歌っている。何とも涼やかな音色で。

水音だけが響く中を美しいうた声がすり抜けていく。

彼がうたうのは、あまのうた。


続きます。

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