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あの滑走路の向こう側へ  作者: きさらぎ ねこ
✈︎ ✈︎✈︎✈︎第8章
188/197

第11章 十三、再びファミレスで




まもなく、利緒が現れた。


利緒がオーダーを済ませると、

石田はおもむろに話し始めた。


「いやー、犬が逃げて飛行機が欠航とか

 あるんですねぇ〜」


「なかなかないと思いますけど…

 あの後、飼い主さんがエサで誘き寄せて

 無事確保されたみたいです」


「それは良かった!

 ネコだったら、捕まらなかったかもなぁ」


「そうですよね、

 飼い主さんと離れされて、

 暗い貨物に閉じ込められて、

 エアコンはあるけど、

 やっぱ飛行機は気圧の変化とか

 音もうるさいですし、

 あの日は、他にもペットがいて、

 もう一匹の犬が相当吠えてたみたいで」


「あぁ、それで不安が増して

 発狂しちゃったのかなぁ」


「そうかもですよね。

 やっぱり、ずっと吠えてたり

 ずっと扉をカリカリ引っ掻いてる犬、

 ずっと鳴いてる猫、

 兎とかも、ケージ運んでたら

 ずっとピョンピョンしてて、

 ペット飼った事ない私にも不安が伝わってきます。


 ブルドックみたいな鼻の短い犬は

 夏は危険で預かれないですし。


 引越などでの移動は仕方ないと思いますけど、

 個人的には、家族だからいつも一緒に旅行、

 みたいな感覚で連れ回すのは、

 気の毒だなって思います…」


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