表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの滑走路の向こう側へ  作者: きさらぎ ねこ
✈︎ ✈︎✈︎✈︎第8章
186/197

第11章 十一、振替便での出発




一人残された石田は

窓の外の滑走路に犬がいないか

目を凝らしながら定食を食べていたが、

どうやら役に立てそうもなかった。


定食を食べ終わり、

利緒が譲ってくれたコーヒーを飲む頃には

窓の外の滑走路に

飛行機が音を立てて降りてきていた。



食事を終え、

搭乗手続きカウンターに立ち寄り名乗ると、

係員は、お伺いしておりますと

素早く振替手続きを済ませてくれた。


飛行機が他空港へ行ってしまって欠航と

聞いた時には不安だったが、

利緒のお陰で首尾良く振替手続きが済んだ事を

心強く思いながら、石田は出発ゲートへ向かった。



石田と同じく振り替えられた乗客も併せて、

搭乗待合室は混み合っていた。


ゲートに利緒を見つけたが、

とても話しかけられる雰囲気ではなく、

そのまま、バタバタする利緒を横目に

出発した石田だった。






評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ