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あの滑走路の向こう側へ  作者: きさらぎ ねこ
✈︎ ✈︎✈︎✈︎第8章
185/197

第11章 十、トラブル




「使用機が、他の空港に行っちゃいました。

 天候不良とかなら、余分の燃料も積んでるん

 ですけど、今回はアクシデントだったので

 そんなに上空で待てなかったみたいですね」


「えっ、じゃあ、どうなるんですか?」


「石田さんの便は欠航です」


「え? 俺、東京行けないの?」


「いえいえ、次便に振替になります」


なんだー良かったーと安心する石田を見て

少し微笑んだ利緒は言った。


「欠航と振替の処理が始まるので、

 私、もう行かなきゃなんですけど、

 石田さん、一人で大丈夫ですか?」


「え? 大丈夫、大丈夫!

 あ、旗野が『大人なんだから一人で食え』って

 言ってたヤツ?

 ハハ、大丈夫、一人で食えます」


苦笑する石田に、利緒は

「振替の手続きしておくので、

 後でカウンターに寄っていただけますか?

 あと、食後のコーヒー、まだ来てないので

 良かったら石田さん飲んでください」

と微笑んで、レストランを後にした。






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