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あの滑走路の向こう側へ  作者: きさらぎ ねこ
✈︎ ✈︎✈︎✈︎第8章
178/197

第11章 三、ファミレスで




「おいおい、呼びつけといて、帰るのかよ。

 俺、今まで研究室で、メシまだなんだけど」


「そりゃ、ちょうど良かったじゃん、

 ついでに食べて帰んなよ」


「は?一人で?」


「一人で。大人なんだから」


「ちょっとつきあえよ?」


「私、明日、早番なんだけど。

 朝、4時半には起きなきゃなんだけど。

 今ねー、23時でしょ。分かるよね?」


石田が史緒里の冷たい応酬を受けていると、

先程の困り顔の女性がおずおずと口を開いた。


「あのー、私、つきあいます。

 私の為に来ていただいたのですし…」


「あー、加瀬ちゃん、気にしないでいいよー

 大の大人が、ご飯ぐらい一人で食べろってね」


「あ、でも、私は明日、お休みですし」


「いや、でも、加瀬ちゃん一人を石田の元に

 残して帰る訳にはいかないし。

 んーもぅ!分かった、15分だけよ?」


史緒里たちは、先程出できたファミレスに

戻って行った。





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