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あの滑走路の向こう側へ  作者: きさらぎ ねこ
✈︎ ✈︎✈︎✈︎第8章
171/197

第10章 十四、来月には



シフト制の凛の会社では、

毎月15日までに、翌月の休みの

リクエストを出さなければならない。


朝のミーティングで

その事を純礼に言及された凛は、

純礼に、月末の週末に休みを

リクエストして構わないか尋ねた。


もちろん、いいよ、と答えた純礼が、

ふと、何かを思い出したように言った。


「そいえば、最近、営業さんと

 仲良いんだって?」


「あぁ、山中さんですか?

 ビアガーデン行ったりしますけど」


「え、そうなの? 誘ってよ〜、

 って邪魔しちゃダメか、

 え、週末もっとリクエスト出していいよ?」


「いえ、別に、

 なんか約束してる訳ではないので」


「えー、でも、来月には

 向こうの空港、帰るんでしょ」


「はい」


「えー、じゃあ来月中にデートしといた方が

 いいんじゃないの〜」


「いや、別にそういうんじゃないんで」


ふーん、と意味ありげな視線を送る純礼から

凛はそそくさと逃げた。





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