表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの滑走路の向こう側へ  作者: きさらぎ ねこ
✈︎ ✈︎✈︎✈︎第8章
158/197

第10章 一、プロローグ



7月中旬の空港は、

夏休みに向けてぼちぼち忙しい雰囲気に

包まれていた。


早番終わりのミーティングも終わり、

大塚おおつかりんは、所長の白石に呼ばれ応接室に入った。


「大塚さんは2年目だよね、

 発券教育はどう、進んでる?」


「はい、こないだOJTも終えて、

 なんとか独り立ちしました」


「ウンウン、なるほど、頑張ってね。

 して、今日来てもらったのはね、

 南飛行場、知ってるかね?」


「あー、昔の空港ですよね、

 市内にある…」


「昔…!そうね〜、昔の空港ね〜。

 その昔の空港に、今度、新しくできる

 エアラインが9月から就航する事になってね。

 そこのハンドリングをうちがする事に

 なってね。


 で、9月入社の新入社員の1人は、

 そちらに配属になるんだけど、

 こっちでの教育期間の数ヶ月ほど、

 大塚さんに行ってもらおうと思ってます」


「あぁ、そうなんですか」


「あとは、新人さんの独り立ち後も

 新人さんの休みの日とか、

 月に数日入ってもらう予定です」


「はい」


「で、南飛行場には、

 小松さんがメインで固定で、

 あとは小松さんの休みの日に

 津田さんが入ります」


と言うと、白石は小松こまつ純礼すみれ津田つだ明日香あすか

応接室に呼んだ。


「基本、この3人と新人くんで南飛行場は

 まわしていく事になります。じゃ、ヨロシク〜」


3人を残して、

白石所長は応接室から出て行った。





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ