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あの滑走路の向こう側へ  作者: きさらぎ ねこ
✈︎ ✈︎✈︎✈︎第8章
156/197

番外編 八、研修




1時間ちょっとのフライトは、

飛行機にたずさわる人々の事を聞く前と後では

気分が違うように絢華は感じた。


新鮮な気持ちで羽田に降り立った。

翌日から、セミナーや研究会などに

参加する予定だった。


松本に空港の話を聞いてから

興奮して何件ものメッセージを送り、

旅先の非日常からか、

その後も何となくメッセージは多めだった。


夜にもメッセージを送ると、

松本からは電話がかかってきた。


「今日はお寺に行ってたんですか?」


「はい、結婚式が挙げられるお寺に。

 今日と明日明後日も、午前中に訪ねます。

 で、午後からセミナーとか参加します」


「え、お寺で結婚式できるんですか?

 お寺って、お墓参りとかじゃないんですか?

 なんかバチ当たりそう」


「お寺でも結婚式挙げれます。

 荘厳で厳粛で、素晴らしいんですよ。

 バチは当たりません、

 神社や教会でも当たらないでしょ」


「あぁ、なるほど」


「地元だと、

 お不動さんって呼ばれてるお寺とかで

 仏前結婚式を行なってます。

 お友達や同僚の方で、ご結婚のご予定が

 ある方がいらしたら、ぜひ薦めて下さい!」


「あー、お不動さんか!

 縁日とか行ったなぁ。

 へー、あそこで結婚式できるんだ、

 随分マイナーなトコに目を付けましたね」


「実は、友達がお寺の方と結婚しまして。

 私、元々ホテルのブライダル部門で働いてた

 から、その友達に色々相談されてて。

 それがとっても良いお式で、

 だから会社を立ち上げた時、

 仏前結婚式のお手伝いができたらと思って」






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