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あの滑走路の向こう側へ  作者: きさらぎ ねこ
✈︎ ✈︎✈︎✈︎第8章
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第9章 九、雪でイレギュラー




上空で天候回復待ちをしていた

札幌からの到着便は、

回復の見込みがないと判断し、

他空港へダイバート(※5) した。

札幌便が折り返す、最終の羽田便も

自ずと欠航になり、

この日の出発便は終了となった。


残すところ、羽田からの到着が2便、

早い方は、他空港にダイバートするにも

滑走路の運用時間が迫っていたので

あっさりとダイバートし、

最終の到着便は、諦めも早く欠航となった。


係員たちも、この時ばかりは

早めに帰宅命令が出て、

仕事が片付き次第、早退していき、

最終的に、責任者と純礼たち数人となっていた。


責任者や他の係員は

自宅が市内で高速道路で通勤していたので、

空港横のホテルに泊まるようだった。


もちろん冬タイヤだし、

一応四駆だし、

スノボにも車で行くし、

大丈夫と言って、純礼は駐車場に向かった。


が、ちょっと想定を上回る積雪だった。


取り敢えず、車のフロントガラスの雪を

除雪したものの、運転するにも視界が悪い程

降りしきる雪に、しばし呆然としていた。


すると、話し声が聞こえた。


(※5) ダイバート: 到着予定空港に着陸できず、代替空港へ着陸する事。




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