表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの滑走路の向こう側へ  作者: きさらぎ ねこ
✈︎ ✈︎✈︎✈︎第8章
128/197

第8章 八、初めての約束




ちとせは仕事が終わり車に急ぐと、

車の中から悠馬に電話した。


悠馬はすぐに出た。

「おつかれー、仕事終わった?」


「遅くにすみません」


「いやいや、ちょうど帰宅したトコ。

 俺の今日の夜は長いから。

 出張ばっかの一人暮らしなんて、

 たいして荷物ないと思ってたけど、

 5年も住めば、なんだかんだ

 要らないモンが増えてるわ」


「5年もいらしたんですね…」


もっと早く知り合っていたら…などとは

思っても、とても言い出せない。

明後日の約束だけして、

準備で忙しそうな悠馬との電話を終えた。



翌々日、悠馬は大荷物で

ちとせの職場に現れた。


「君の職場は、この大荷物が、

 一番違和感ない場所だな」と、笑いながら

悠馬はスーツケースをロッカーに預けた。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ