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あの滑走路の向こう側へ  作者: きさらぎ ねこ
✈︎ ✈︎✈︎第7章
120/197

第7章 二十四、霧の晴れた滑走路が導く夢




少し照れながら、海は続けた。


「三沢さん、好きです。

 俺と付き合って下さい」


しばらく間があり、

えーーーーー?! と夏帆は叫んだ。


「ちょっと、頭が追いつかない…」


「大丈夫ですよ、明日は休み、

 時間はたっぷりあります」


「ん?なんで明日休みって知ってるの?」


「松本に探りを入れさせました。

 三沢さんの情報は、すべて松本より

 報告済みです」


「何? 何を知ってるって言うの??

 怖い、怖過ぎる… って言うか、松本め」


「まぁまぁ、俺の為にやってくれたんですよ。

 それで、こたえ頂けますか?

 俺と付き合うかどうかっていう」


「それは、その、よろしくお願いします」


ヨッシャーと叫ぶと、海は置いていた

荷物を取った。


「じゃ、早速今日、泊めてもらって

 いいですか?」


「そりゃ、まぁ…

 って言うか、私がオッケーしなかったら

 どうするつもりだったのよ!」


「そしたら、リサーチ不足って事で、

 松本呼び出して、泊めてもらいましたよ」


ハハっと笑いながら、

2人は職員用駐車場に向かった。



霧の晴れた滑走路は、

新人君の夢へと続いていた。





✈︎✈︎第7章 完✈︎✈︎



❥ ❥筆者より❥ ❥

夏帆と海のラブストーリー、

お読み頂きありがとうございました♪

続いて第8章、少し短めエピソードで、

舞台はまた空港へ戻ります✈︎



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