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あの滑走路の向こう側へ  作者: きさらぎ ねこ
✈︎ ✈︎✈︎第7章
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第7章 二十二、遅番帰りに




今となっては夏帆が発券のリーダーと

なっていた。


遅番が終わり、売上のチェックを終え、

後輩たちを帰し、夏帆は最後だった。


照明の落ちた建物を歩き、

職員通用口から出た。


すると自販機の陰に人影が動いた。


海だった。


驚きの余り固まっている夏帆に、

あの人懐こい笑顔で海が言った。


「三沢さん! お久しぶりです!」


「お、お、お久しぶりです…」


「俺、気象予報士の資格取って、

 OCCに配属される事になったんです!」


「う、うん、なんか聞いた…」


「え?聞いちゃってたんですかぁ…

 なんだ、自分で言いたかったのに」


「す、すみません、大西課長が…」


「課長ぉ〜……。ま、いいや、

 でもこれは知らないはずですから!

 俺が気象予報士取ってOCC目指した理由!」





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