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あの滑走路の向こう側へ  作者: きさらぎ ねこ
✈︎ ✈︎✈︎第7章
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第7章 十七、ビール




「いいっすね、ビール!」


「私、運転あるんで、小牧さん、

 飲んでいいですよ? その辺の自販機に

 売ってるんじゃないですかね」


「そんな、三沢さんが飲めないのに、

 後輩が飲む訳にはいなかいですよ、

 よし、じゃ、ビール買って帰って

 二次会しましょう!」


「お、二次会、いいね!

 ビール!ビール!

 よし、急いで帰ろう!」


2人は、ビールやつまみを買い、

夏帆の家へ急いだ。


仕事の事、趣味の話、昔の事、色々話した。

でも8割は、仕事の話だった。



夏帆が目覚めると、ベッドで

目の前に海の胸があった。


夏帆は海に抱きしめられて寝ていた。


混乱した頭を整理していると、

夏帆の気配に、海も目覚め、

はっ、すみませんと、抱きしめた手を離した。


そして2人は、のそのそと起き上がった。

服は着たままだった。


お互い、飲み過ぎましたねとは言ったが、

2人はほとんど無言だった。


それぞれ、昨夜何があったか思い出して

いるようだった。


ほぼ無言でコーヒーを飲むと、

海は、駅まで歩いて、バスで帰ると言った。


夏帆は、言葉少なく海を見送った。





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