表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの滑走路の向こう側へ  作者: きさらぎ ねこ
✈︎ ✈︎✈︎第7章
100/197

第7章 四、海仲間




早番が終わってから、

夏帆は海を連れて搭載に降りた。


「お疲れ様でーす、松本いますー?」


「お、三沢ちゃん、松本なら、さっき上がったわ、

 ロッカー覗いてみて」


「覗きませんけど、ありがとうございまーす」


夏帆がロッカーのドアを叩きながら

外から松本ーと呼んだ。


ほーい、と言いながら、日に焼けた松本が出てきた。


「あー、松本、こちら本社から研修に来られた

 小牧さん。大学の時、ヨットやってたんだって」


「えー、マジ?」


海と松本はすっかり意気投合して

連絡先を交換していた。


「明後日、夏帆っちも行くだろ?」


久保の誘いに、海が驚いた。


「え、三沢さんもウィンドされるんですか?」


「え、私はグルーっと周る程度ですけど。

 明後日? あー行こうかな」


夏帆が誘いに乗ると、松本が言った。


「俺、実家に小牧さん分のボード取りに

 行ってから向かうから、

 夏帆っち、小牧さん乗せてってな」


「え?私? ああ、わかった」



松本と別れて、旅客課のロッカーに戻る途中、

海が夏帆に尋ねた。


「すみません、そいえば、

 クリーニング屋ってどこですか?」




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ