第20話 取引成立
翌日
特に何事もなく夜を迎え、特に何事もなく朝を迎えた。強いて言えばフランツィスカが色々やらかして部隊員からの評価が低くなってきていることか。なんであの性格の奴を監視にさせたんだろうか?
そんなことを考えながらベットから起き上がる。マットレスなんて上等な物ないから寝心地は実はそこまで良くなかったりする。一応詰め物はあるが如何せん固い。
「…ふぃぃぃ。…あ?またか…」
体をパキパキならしていると枕元のメモ用紙に気づいた。拾い上げる。見ると案の定自称邪神からの手紙だった。
やっほー。邪神だよ。実は質問し忘れてた事が幾つかあったから今説明するねー。
まずは君の能力だけど、幾つか制限がある。
その1、人員召喚の人数制限。
その2、武器兵器召喚の召喚制限。
その3、魔物召喚の召喚制限。
人数制限は100人召喚するとその後1年は人員召喚が行えません。よく考えて召喚してね。
次、武器兵器の召喚制限。個人携帯火器と爆弾薬は制限なし。重火器や車両、航空機、艦艇は例外を覗き、1つ召喚するとクールタイムが必要。それと一部大型艦艇は召喚すると別口でそれを動かすのに必要な人員が自動で召喚されます。戦車等の車両は必要な人員はついてきません。航空機は三座以下の航空機は人員がついてきません。
最後に魔物の召喚制限。弱い一部の魔物はいくらでも召喚できる。でも一定以上の少し強い魔物はクールタイムが必要。
言い忘れていたのはこれだけ。じゃあ引き続きよい異世界ライフを!
追伸
以下、例外達。
軟目標車両群。軽装甲車両群。三座以下の航空機。豆戦車。魚雷挺や大型ボート等。20㎜未満の機関銃。120㎜以下の迫撃砲。75㎜未満の火砲等。
「今回は少し長めだな」
ライタで紙を燃やしながらそうコメントを残す。しかしもう少し早く言っていただきたい。確か今いる人員は88人だよな。大いに不味い。凄く不味い。
「ふぁぁぁ。…あ、たいちょーおはようさん」
「おはよう」
枕元からボロモーゼルを取り出しホルスターに突っ込む。フランツィスカは別室になったのでこの部屋には俺と槇原しか居ない。
とりあえず起き抜けに煙草に火を着ける。美味い。
煙草を吸いながら身支度を調え、槇原の準備が終わるのを待つ。
部屋を出ると外には佐久間とエミリアがいた。後ろにはエミリアに着いてきた連中が絶賛引越し準備中だ。
「おはようございます」
「おはよう」
「おはよう」
「状況は?」
「全部隊、移動準備完了。マクナイト以下PTボート隊も準備完了とのことです」
「私達の方はまだかかるな。すまん」
「いや。大丈夫だ。んじゃ早速シュタイナーに取引成立を伝えに行くか。この時間なら執務室の方かな?佐久間、槇原、ついてきてくれ」
「「はっ!」」
「私は?」
「エミリアは移動準備を手伝ってくれ」
「わかった。任せろ」
そう言うとエミリアは準備をしてる連中を手伝いに行った。さて、俺達も行くかね。
しばらく歩き、シュタイナーの執務室に向かう。
執務室の扉をノックすると、案の定執務室に居たらしく中から中年のむさい声が聞こえてきた。
「おう。開いてる。入ってくれ」
「んじゃ失礼しまーす」
扉を開け、中にはいると机の前にシュタイナーが座っていた。横にはフランツィスカも居た。おっと佐久間そんなあからさまにガン飛ばさないの。
「さて。こんな早くに俺の所に来た理由は?」
「取引の件だ。返事をな」
「ほう?んで?返事は?」
「考えた末乗ることにした。今は取引に応じてた方が得だからな」
「なるほどなぁ。…わかった。その様に書類をこさえとく。表の兵達が移動準備してるのはこちらの提示した場所に行くためか?」
「ああ。案内頼めるか?」
「フランツィスカをつける。それと幾つかサインが居るから後でもう一度来てくれ。ここか倉庫に居ると思う」
「了解した。ではまた」
執務室を後にし、仲間達の待つ運動場に向かう。
思ったよりスムーズに進んだな。さて、とりあえず仮拠点に向かおうか。んで、拠点の要塞化と物資の集積。兵隊の訓練。ああー。やることが一杯だな。めんどくせェ。
このような駄文を読んでいただき誠にありがとうございます!!m(__)m
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