異世界で繰り広げられた途方もない物語 主人公は英雄なのか大悪人なのか
初投稿をさせていただきます。生暖かい目で見守っていただけると幸いです。自分の好きなようにキャラクターを動かして、楽しんでみたいと思います。
まだまだ文が幼稚で見づらいと思いますが、頑張っていきたいと思います。
オーニスが死にオーニスの子シエロがアルトロス地方とライージュ商会を継いでもう1ヶ月が過ぎようとしていた。
オーニスは商いや内政に関しては他の追随を許さない天才であった。そのため、オーニスは商人でありながら祖国ルシビア帝国からアルトロス地方を貰い受けた。貰い受けたといっても、十数年前にルシビア帝国に編入されたばかりの地方で土地の半分は砂漠、信じている宗教も違う。話している言語まで違う。住んでいる人々は帝国の人間(色々な民族がいるため、帝都に住んでいる人とする。)より少し浅黒い。そして、部族制をとっている。
オーニスは苦労したがどうにか海に面した街ハムンウオスを整備してその街を拠点とした。
だが、その時に多額の負債を抱えたしまった。オーニスがそのまま生きていれば、シエロが継いで少しすれば返させた額だったろう。
しかし、オーニスはハムンウオスを整備した次の年の貿易で運悪くアゴーン海を縄張りとしている、ラドンヴォール団に襲われてしまい、殺された。生き残ったのはレンメントというライージュ商会のNo.5程度の人物だ。因みにNo.2とNo.3は新しい商会を独立させ、No.4、5はオーニスと共に死んだ。
さらに、ライージュ商会が保有していた貿易船を18隻中17隻失ってしまう。その内の1隻はその前の貿易で小破してしまい、ハムンウオスで直している最中だった。
引き継いだシエロはオーニスの子だがあまり才能には優れなかった。といっても、一般人よりは全然頭が切れるほうだ。顔は母親(シエロの産後、すぐに病死してしまう)譲りの整った顔で女装すれば本物の女子に見えてしまうほどの顔であまり武には優れず筋肉の付きはあまり良くない。理由は本の虫であまり外には出なかったからだ。それがあってか肌は同じ年の男子よりかは白い。
シエロはあまり積極的に他人に関わらなかったため友人は少なく、頼れる部下もいない。
頼れるのは父の商売仲間であったヴェルハルムだけであった。
そのためか、オーニスが死んでから部下の殆どは他の商会や貴族の下に行ってしまった。
この物語はそんなシエロの活躍を記した物語である。
幼稚な文を最後まで見ていただきありがとうございます。最初は説明回とさせていただきました。これから主人公をどんどん動かしていきます。
次回もなるべく早く書きたいと思います。