表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
29/32

【疑心】

 一緒に研究する様になっても2人は也沙を見舞いながら病室で色々な話しをした。


 神野は「最近、津山博士の様子が変で……」と天願博士に相談した。天願博士が「変と言うのは?」と聞くと、神野は「実験が成功して以来、毎日仮想空間に入っている様で……」と言った。


 天願博士が「それはまた研究熱心だね」と言うと、神野は「それがデータを見る限り、仮想空間を支配しようとする形跡が……」と言った。天願博士は「それは本当かね? 発想した事を実行に移してみたくなるのが科学者としての性なんだろうが、人道的に駄目な事は理性で押さえられないと……」と言った。


 神野は「最近の津山博士を見ていると怖くて……」と言った。天願博士は「それがもし本当なら、私の研究を彼の目に触れさせてはならないな」と言った。


 それから天願博士の研究の成果が現れたころ、あの事件が起こった。神野は真っ先に津山を疑ったが証拠が無かった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ