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【動機】

 入院した也沙を見舞いに神野が病室に行くと、そこには也沙の父、天願博士がいた。神野は天願博士に「こんな事になって申し訳ありません」と土下座して謝った。


 天願博士は「もう頭を上げて下さい、私も科学者なんで話しは聞いて理解しています」と言った。


 神野が「でも、僕がアルバイトにさえ誘わなければ……」と言うと、天願博士は「残念ではありますが、誰も落雷までは予測できなかったでしょう」と言った。


 神野はそれから毎日の様に也沙の見舞いに行った。そこで天願博士と会う度に色々な話しをした。


 天願博士は「脳の事は私には分からないが、いつか治せる様になった時に私の研究が役立つかもしれない」と研究テーマを話してくれた。


 神野は大学院で仮想空間を研究している事を話し「仮想空間の中だけでも、也ちゃんが笑って暮らせる場所を作れたら」との思いを告げた。それを切っ掛けに神野は天願博士の研究を手伝う様になった。



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