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北の国の紅い蜘蛛31

雪に足をとられながら、梅岩は少し歩いてみた。

紅い蜘蛛がここいらにいる確率は高い。

この雪で機動を奪われ、早くは移動できていない。村落を六つも滅ぼしたとは身の毛がよだつ話だが、逆に六つで被害が収まっているのは移動の遅さのせいもある。


(それにしても寒いな…)

ここは梅岩の国の何倍もの広さの土地があるが、百重の言う通りこの国の退魔師…ここでは宗教上、エクソシストと呼ぶらしいが…邪鬼と戦うことに関し、かなり見劣りした。百重が人間でないことを、三つ眼を使う以前に見破ったものはいなかっただろう。

理由は一つ、ここにはさほど強い邪鬼がいないからだ。邪鬼とはいえ生命の(ことわり)から大きく外れるものではない。寒冷地では、それなりの力しか発揮できない。自ずと数は減り、強く危険なものも生まれにくい。

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