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クーデレさんは、こっそり元奴隷の青年を溺愛している  作者: 宙色紅葉(そらいろもみじ) 週1投稿


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4/20

三人だけの恋愛トーク

 診療所は午後五時に閉まり、そこから三十分程度で片付けを済ませるのだが、大抵の場合ミラとツイはすぐには帰宅せずにおしゃべりを楽しんでいた。


 ジルが来る前にはタルトとお喋りをしていたし、彼が来てからは勉強を教えたり雑談をしたりして時を過ごしている。


 なお、基本的にジルを遠ざけているタルトは、この時間に勉強をしたり趣味の読書を楽しんだりしているようで、一足先に自宅へ帰り自室に引きこもってしまっている。


 終業後、今日も三人は談話エリアのテーブルと椅子を使って、お喋りを楽しんでいた。


「先生さー、正しいと思うよ。基本的に正しい考え方をしてると思う。だって、当時の私が先生に迫られたら断れなかったと思うしさ、ツイだって先生の家に居る頃はそうだったでしょ?」


 ミラが話しているのはジルとタルトの関係性の話であり、更に深掘りすれば自分がタルトの奴隷であると自覚し、その意識に囚われていた時の「もしも」の話だ。


 今では、すっかり家族や友人のようになってタルトと冗談を交わし合っているミラだが、一時期は捨てられるんじゃないかという不安に溺れて試し行動を繰り返したり、心の内でタルトに怯えたりしていた。


 タルトから暴力を与えられ、その挙句に命令を下されれば、ミラはどんなに辛くとも決して断ることはできなかっただろう。


 買われたばかりの二人にとって、当時のタルトは強い影響力と支配力を持つ存在だった。


 ツイもコクリと頷く。


「うん、そうだね。そんな風に言われたらすごく困ってたかも。僕も先生のことは親だと思ってるし、先生も僕のこと子供か弟みたいに思ってるんだって、思ってたから。びっくりして、怖いってなってたと思う」


「そうよね。だからさ、基本的には正しいと思うのよ。勘違いは絶対にダメ! って私も思うのよ。でも、例外ってあるじゃない。例えば、タルト先生が四の五の言う以前にジルが先生を好き、とかさ」


 ミラはチラリとジルに視線を向けた。


 彼は二人の雑談には耳を傾けずに黙々と勉強を続けている。


 今は文字の書き取りをしているようで、真剣にお手本の文字と少しぎこちない単語がいくつ書かれた紙に向き合っていた。


 ミラの視線には全く気がついていないようだ。


「ジルは勉強熱心だね。休憩時間にもツイに医学を教わってたのにさ。私なんて弟子として買われたのに、ぜーんぜんお勉強しなかったよ。まあ、反抗してたのもあるんだけどさ」


 ミラの呆れたような視線を受けたジルは、

「俺、いっぱい勉強してタルト様の役に立ちたいんです。それに、俺もお手伝いできるようになったら、もっと長い間タルト様の側にいられますから」

 と、穏やかな笑みを浮かべている。


 不意にミラの中に悪戯心が湧いて、ニヤリと口角を挙げた。


「ジルはさ、先生のこと『家族』みたいだって思う?」


「え!? 急に何ですか? 家族……そりゃあ、俺もゆくゆくはタルト様と結婚して夫になりたいと思いますけど、それはまだちょっと早いというか、取り敢えず恋人からというか。あ、でも、たまに俺たちの会話って夫婦っぽいんじゃないかな~なんて……」


 ジルは照れながら体をよじり、タルトとの結婚生活を妄想し始めた。


 恋人になったら「タルト」と呼んで、四六時中イチャつくような甘い生活を送りたいようだ。


 本人は脳内だけに妄想をとどめているつもりなのかもしれないが、口から激しく漏れ出ている。


 ジルの中にタルトを肉親として捉える思考はないようだ。


 どう答えるのだろうかと意地悪くジルの様子を眺めていたミラだが、デレデレとした彼を見て苦笑いを浮かべた。


「私とジルとじゃ『家族』の解釈が違うわ。私とツイにとって、先生は親だからさ」


「冷静に考えたら、僕を拾ったのが、先生が十五で僕が十歳の時、ミラを拾ったのがその一年後でしょ。僕とミラは同い年だし、僕らと先生では五つしか年が離れてないから、お母さんっていうのも変な話なんだけれどね。でも、お母さんなんだよね。お姉ちゃんってよりもさ」


「言われてみれば確かに! 五つしか違わないのか。でも、先生って当時、包容力凄かったし、育ちの悪いキッズには神様くらい賢く見えたのよね。あ、でもさ! よく考えたら当時の大人には悪ガキ三人組って見られてたかも!」


 タルトは大人しい姿に丁寧な話し方をする女性だが、その外見に反して意外とやんちゃだ。


 十五歳の時点で親元を離れて病院で働きながら医学と薬学を勉強していた。


 当時から高い能力で財を貯めつつあり、一人で黙々と生活する姿は周囲から関心を集めていたのだが、彼女が独断でツイを、そして翌年にミラを連れてきて育て始めた時には随分と周りを驚かせたものである。


 また、ミラは昔、タルトを信じられずに彼女に好戦的な態度をとり暴れ回っていた時期があった。


 何本も試験管を割って歩くミラに対し、タルトがとった行動は決闘である。


 ある朝、運動着でミラを病院の庭に呼び出し、


「私は五歳も年上の年長者。体格差もあります。故に、このまま貴方と争えばケンカはただの暴力に成り下がるでしょう。来なさい。最初に五発殴らせてあげます。そうすれば対等なケンカになりますから。さて、私が勝ったら試験管を割るのを止めていただきますよ。貴方が割った分は全て私が弁償しているんですからね。そろそろ出費が痛いですよ!」


 とケンカを申し込んだのだ。


 タルトが指摘したように彼女とミラでは、かなりの体格差がある。


 年齢差によるところもあるが、ミラはジルと同様に生育環境が悪かった影響で成長が止まってしまったため、非常に背丈が低いのだ。


 しかし、ミラには奴隷時代に培ってきた体力と頑丈さ、それにケンカの腕がある。


 ハンデを付けたタルトだが、本来、ハンデを付けられるべきは彼女の方だったのだ。


 結果はもちろんミラの圧勝だ。


 ハンデの分で一発、腹に拳を入れたらタルトはうずくまり、


「これを五発ですか!? 流石に無理です! すみません、私の負けです! ですので、暴力はやめましょう! やはり、自分の得意分野を勝負に持って来るべきでしたか。ですが、医学で出来る勝負なんて……うう、お腹が痛いです……」


 と、非常に情けない感じで白旗を挙げた。


 さて、あっさりとタルトに勝ってしまったミラだが、内心ではやっぱり彼女に怯えていた。


 なにせ、主に手を上げたのは人生で初めてだ。


 きっと手酷い折檻や罰が待っている。


 撫でるように優しく殴って負けたふりをすればよかったと後悔がよぎった。


 しかしミラの暗い予想に反し、ケンカ後のタルトは「生意気だ」と暴力を振るうことも食事を抜くことも無かった。


 強いて言うのならば、年下の女の子の前でうずくまったまま涙目で、

「あの、本当に試験官はやめませんか? あれ、意外と高いんですよ。よく使いますし。明日から私たちの食事がパンだけになったらいやでしょう!?」

 と、情けなく頼み込んで恥の上塗りをしていたが。


 自分よりもずっと立場であるはずのタルトが命令をすることも無く、必死に試験官を割らないでくれと頼みこんでいるのを見ると、何だかおかしくてミラはクスクスと笑った。


 だが、やはりタルトは悔しそうに歯ぎしりをするばかりで、特にミラに危害を加える様子はない。


「ねえ、タルト先生、私が勝った分ってことでリボンを買ってくれるなら、試験管のこと考えてあげてもいいよ」


 悪戯っぽく笑うミラがタルトのことを、「タルト様」ではなく「タルト先生」と呼んだのは、この日が初めてだった。


 自分を支配しないタルトを見て、ミラはようやく「タルトの奴隷」ではなくなったことを自覚することができたのだ。


 そして、その後タルトに赤いリボンを買ってもらったことをきっかけにミラは少しずつ大人しくなって、物を破壊しないようになった。


 天邪鬼な彼女はジルのように目に見えてタルトに懐くことはできなかったが、それでも荒れていた頃と比べれば随分と素直になって彼女を慕うようになり、共に行動するようになった。


 まあ、三人で仲良くなってからは薬草や珍しい草花を求めて深夜の森を徘徊したり、謎の薬を生み出して仲良く叱られたりもしていたのだが。


 タルトとの思い出には優しさと温かさが満ちている。


 離しているうちに、ミラは知らず知らずのうちに笑顔になっていた。


「ともかく、そういう『家族』よ。血の繋がってる、温かいだけの方」


「ああ、そういう。いや、思いませんよ。俺は異性としてタルト様のことが好きです。でも、タルト様は俺のこと子供か弟だと思ってそう。ヤダー! 俺、俺とタルト様、同い年なのに!! 身長が低いからでしょうか。恨めしいです。碌に栄養を摂取できなかった炭鉱労働者な幼少期が憎いです!」


 家族の解釈がミラと一致したジルは、ブンブンと首を横に振って、ズザァッ! と机に突っ伏した。


「落ち着きなよ。もしかしたら先生もジルのこと、異性として好きって思ってるかもじゃん」


「でも、でもさ、ミラさんだったら好きな異性が、それこそ恋人のツイさんが雄っぱい出してたらどう思いますか?」


「どういうシチュエーション!? でも、ツイが雄っぱいを丸出しにしてたら舐めるように見ます。スケベな目で見ます! 瞬きはしません!!」


 それはそれで少数派なのではなかろうか。


 だが、ミラはキリっとした表情になると、この世の心理を語るかのような口調でキッパリと宣言した。


 隣に座るツイは照れており、対面にいるジルはガックリと項垂れている。


「そう、ですよね。少なくとも何らかの反応は返しますよね。でも、今日のタルト様の目、冷え切ってました。馬鹿な子供がうっかり胸を出したくらいにしか思われなかったんです。俺、俺、悔しいです!」


 ジルは「出し損じゃないですか!」と喚いている。

 その姿に、ちょっとした疑問がよぎった。


「もしかして、ジル、わざと雄っぱい出した?」


 ミラの鋭い迷推理にジルは顔を真っ赤に染めて口をパクパクと開閉させている。


「い、言わないでください! 絶対、絶対にタルト様に言わないでください! だって、だってタルト様、どんなにアプローチしても冷たいから、つい奇行を……うう、バカなことをしたって分かってるんです。うう……」


 愛しい男性が自分の気を引こうとして、自ら雄っぱいを晒し上げた。


 そんな夢のような話が他にあるだろうか。


 タルト、大大大歓喜である。


 もしも話を聞けば、涙を流しながら安らかな表情で失神するだろう。


『そんなの聞いたら、先生、大興奮じゃない』


『言いたいね』


 タルトの姿が容易に想像できた二人は、机に突っ伏して額を冷やすジルをしり目にコソコソと内緒話をした。


「そう言えばさ、ジルっていつからそんなに先生が大好きになったの? 来たばっかりの頃って、そうでもなかったよね」


 当時のジルはツイたちとも距離をとっていて、積極的に勉強をしたり、お手伝いをしたりということがなかった。


 というか、そもそも診療所に顔を出すこと自体が稀だった。


 それでもタルトに昼食を届ける関係で診療所に訪れることはあったのだが、その際には思い切り彼女を睨みつけており、とても友好的には思えなかった。


 怯える獣がガルガルと威嚇するような、あるいはヤられる前にヤるとばかりに唸っている姿を見て、ツイもミラもタルトの元に来たばかりの頃の自分を思い出し、懐かしさに浸ったくらいだ。


 指摘すれば、ジルはアッサリと頷いた。


「はい。本音を言うと、最初はタルト様のこと大っ嫌いでした。だって、頭のおかしいとしか思えないような値段を出して、俺を買って。俺、本来は屑に買われる予定だったから、偽善で買われたのかな? ムカつくなって思って、大嫌いだったんです」


 労働条件が奴隷はおろか、使用人に与えるにしても好条件過ぎたことも警戒のポイントだったらしい。


 美味しい話には裏があると常に疑ってかかっていたのだとか。


 また、愛想を良くするどころかタルトに向かって舌打ちをしたり、睨んだり、あるいは仕事をさぼっても、一応ジルが仕事を行う体を見せていれば捨てられなかったため、楽に過ごせていいと思っていたらしい。


 内心ではタルトを心底嫌悪しながら雑な労働に勤しんでいたのだとか。


「ですが、その、まあ、色々ありまして、タルト様って冷たく見えるけど実はすごく優しい人なんだな、とか、可愛い人なんだなって分かっていって、凄く好きになったんです。あ、それと……」


 照れながらも朗らかに語っていたジルだが、急に固まって言い淀んだ。

 耳まで真っ赤に染まっており、なんだか恥ずかしそうだ。


「何よ。ここまできたら隠しっこなしでしょ。言いなさいよ~、どこが好きなのか」


 モジモジとするジルの肩を揺さぶれば、顔を上げ、きりっとした表情を見せた彼が、

「おっぱいです」

 と言い切った。


 表情も声も真剣そのものだ。


 思わずミラは「はい?」と聞き返してしまった。


「タルト様のでっかい胸には、どうしても惹かれるものが……揉みたい」


 ジルは、ほわんとした表情で空中をモチモチと揉んでいる。

 少し、いかがわしい雰囲気だ。


「急にピュアを突き破ってスケベを出して来たわね。まあ、まあ、欲に忠実でいいんじゃない? やっぱ性格が一番と言っても、相手の容姿は無視できないわよ」


 タルトの胸を妄想するジルに少々、引き気味ではあるが、ミラもツイの雄っぱいは大好きである。


 性別は違ったとしても、胸にかける情熱はきっと変わらない。


 ジルも胸派か、と両腕を組んで頷き、彼に理解を示していると、これまで静かに二人の話を聞いていたツイがニュッと身を乗り出した。


「ジル、分かるよ。巨乳はいい。デカさは正義だ!」


「ツイさん!」


 同じ性癖を持つ者どうしが惹かれ合い、固い握手を交わす。


 ツイは眼鏡を光らせ、ジルは感動で瞳を潤ませていた。


 大変熱い絆が形成されたわけなのだが、その隣で密かに瞳の奥を凍らせている女性が一人。


「ちょっと、ツイ。それは私に対する挑戦状かしら? 私の胸に正義はないと?」


 お前は貧乳派だと思っていたのに! この裏切り者! と言わんばかりの鋭い視線に低い声だ。

 ツイの背中にタラーッと冷や汗が流れた。


「い、いや、違うんだ。デカい胸も良いけど、小さな胸も良い。どちらにも魅力はある、僕は、そう言いたくて」


 両手でブンブンと首を振り、チラッチラッとミラの胸を見ながら弁明するのだが、話は途中で切られてしまい、最後まで聞いてもらえなかった。

 ツイを貫く視線はひたすらに厳しい。


「へえ、ツイは私のこと貧乳だと思ってたんだ。へえ、全くないこともないと思ってたけど、小さいと思ってたんだ。へえ、今日のツイの晩御飯はゴボウサラダね」


 今の正解は、

「大きい胸はもちろん魅力的だけれど、大きすぎても仕方がないよね。僕は君の手のひらで包み込めるくらいの胸が一番好きだよ」

 である。


 いや、手のひらで包もうとしても無理だろ、肉がなさ過ぎて空間が余るわ、とか思っても、言葉では盛っておいた方が良い。


 実際には盛れていない胸の代わりに、媚びすぎない程度にお世辞を言っておくのが一番だ。


 上手く正解できれば現在の雰囲気も帰宅後の雰囲気も甘くなったのだが、ミラにとっては正解の回答も他の女性からすれば逆鱗ものである。


 普通に考えて分かる訳が無い。


 無茶である。


「ひぃ! 僕の家庭内での人権が失われていく!!」


 ツイが自身の肩を抱いて絶叫する隣で、巨乳の話をしてブーストがかかったジルが、


「タルト様はお尻もでっかくてロマンがあります。そして、太い太ももがモチモチで魅力的です。揉みたいお肉! 噛みたいお肉! ちょっとだけ叩きたいお肉!! 苛めたい!!」


 と、鼻息荒く性癖を語っている。


 ブーストがかかり過ぎて、段々きわどい方へと話が流れているようだ。


 照れ屋のジルだが性癖を晒すのは恥ずかしくないのだろうか。


 羞恥のポイントが不思議だ。


 ところで、ミラは全体的に細身でスマートな体つきをしている。


 そんな彼女はタルトのような高身長で肉感的な体が羨ましい。


 案の定、拗ねて、


「ほら、ジルは肉付きの良い女性がお好きなんですよ。この肉欲男子め! まあ、性癖は人それぞれだし、べっつに良いけど~。でも、流石に恋人の好みは気になるわね。ねえ、ツイ。お尻と太ももについては、どういう見解をお持ちなのかしら? ここで、今日から一週間のツイの晩御飯が決まるわよ」


 と、ツイに八つ当たりをし、チクチクと苛め始めた。


 ここで弱気になって、おべっかを使ったり、「僕も肉感的な女性が好きです!」と答えれば、一週間の食事が苦手なゴボウだらけになるのは目に見えている。


 というより、拗ねたミラは理不尽なので何と答えても三日はゴボウ尽くしにされてしまう。


 それは流石に耐えられない。


 ゴボウを摂取するのは今夜で十分だ。


 ツイは沈黙を貫くことにして、

「黙秘! 黙秘だ! ミラ! そしてジル、すまないがこれ以上は勘弁してくれ。僕の晩御飯が死滅していく!」

 と、首を横に振りながら悲痛な叫びをあげる。


 何ともおかしな夜が更けていった。

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