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稼げメロス  作者: 白雪梟
5/8

メロスは評価されない

昇格考査の時期になり、メロスとセリヌンティウスは辞令を受けた。セリヌンティウスは昇格、メロスは昇格見送りだった。


メロスはメロスなりに頑張っていて、頑張っているがために、評価で負けたことが悔しかった。同時に諦めがついた。これが社長や個人事業主ならば自らの稼ぎの許す限り、報酬を自決できる。結局、他人に自分の給料を決めさせるサラリーマンなのが悪いんだろうなぁ。


メロスは将来的に起業したくなった。そのためにするべきことは何か。あるいは自分は起業できるのか。悩み始めるのだった。

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