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ゴルフ

このエッセイもついにエタるかなあと思っていたのですが、楽しみにしてくれている人も数名いらっしゃるようなので、たまには書いてみたいと思います。



 さて、詩野紫苑三大趣味の一つ、ゴルフの話をしよう。

 ゴルフはリア充スポーツだと言われる。

 ある程度のお金。車。そして友達がいないとゴルフが出来ない(ぼっちではラウンドが出来ない)。


 今の所、小説家仲間でゴルフをするという人の話は聞いたことない。

 ふっ、書斎にこもってるだけじゃ、アイディアなんて浮かんでこないぜ、おチビちゃん達。

 (↑すぐに調子にのる人)


 ゴルフと聞くとどんなイメージをお持ちだろうか?


 オッサンのスポーツ?

 なんかキザっぽい?

 政治家が土建屋さんと一緒にゴルフして悪だくみしてそう?

 接待? 何それメンドくさい?


 私は概ねこのようなイメージを持っていた。


 そんな私がゴルフをするきっかけになったのは、かれこれ八年くらい前だろうか。


 当時の支店長(拙作『歌姫と銀行員』の支店長のモデルになった人だよ。未読の人、読んでみてね)から「ワシが教えたるさかい、お前ゴルフせえ!」とのお達しがあった。

 普段から支店長には世話になっているのと、この人怒らせるとその辺のヤ◯ザより怖い。

 チキンハートなサラリーマンの私は断れる訳がなかった。


 とりあえず先輩達からお古のゴルフクラブをかき集めて、支店長と練習場へ行った。


 ゴルフという趣味の厄介な点は、ある程度練習しないと本番つまりコースのラウンドが出来ないという所だ。

 スキーやスノボなら、初心者がいきなりゲレンデに行ってもなんとかなる。

 ギターなら、簡単な曲なら一日でマスターすることも可能だ。

 まあ、またこの辺の趣味についてもそのうち機会があれば触れてみたい。


 ゴルフは少なくとも十回くらいは練習場へ行かないと、本番に進むのは難しいと思う。


 厳しい支店長の元で、半年くらいは週一で練習。

 今思うと、仕事が終わってからよく練習に付き合ってくれたと思う。

 仕事にも厳しかったが部下の面倒見がいい、よい支店長だった。


 コースデビューしたのは、ちょうど十一月の紅葉シーズンだった。

 赤く染まった山々を眺めながら、清々しい空気の香りを感じて、汗を流す。

 まあ、下手っぴはボールがどこへ飛んで行くかわからないから、クラブを持ってひたすら走ってたけどね(笑)。こういうのも悪くないな、と思った。


 すぐに影響される私は、ハマったね。ゴルフに。


 クラブも何回か買い替えたし(トータル二十万円くらいは注ぎ込んだんじゃないだろうか)、ゴルフレッスンも受けた。

 全盛期は月一回以上はラウンドしてたな。


 結局100を切ったことはなかったな。(ベストスコア102)

 ゴルフのスコア(要するにボールを打った回数)は低いほどいい。

 100をコンスタントに切れるようになれば中級者レベルだろうか。



 ゴルフをやってよかったこと。


 まあ、お客さんとの話のネタにはなる。

 ゴルフ好きな人は、ゴルフの話をするのも好きだ。

「へえー、教えてくださいよー」なんてこっちが食いつけば、会話はいくらでも続く。

 おかげで、人脈も広がったと思うな。


 企業の経営者やお偉いさんはゴルフ好きな人多いし、じゃあ一緒に行きましょうかって話にもなる。

 コレを接待ゴルフという。

 上得意先だと銀行がお金を出してくれて、自分もタダでラウンド出来ちゃったり(最近は少なくなった)。逆に取引先からお金を出してもらうというのは大っぴらには禁止されているので、ほとんどない。

 

 まあ、私はあまり見え透いたお世辞とかは言わないことにしてるけどね。

 接待のコツは、自分もある程度は楽しむことだ。

 気心の知れた取引先や仲間と自然に囲まれながらラウンドするのは、やっぱり楽しい。

 一日一緒にいてさらには風呂まで入るわけだから、仲良くならないはずがない。

 

 デメリットは、なんせ金がかかる。

 コースをラウンドするのも土日なら一万円以上はかかるし、往復のガソリン代、もし使うなら高速代も含めればさらに費用はかさむ。

 アイテムも、ゴルフクラブから始まり、バック、ウェア(ユニ◯ロでコーディネートしてもなんとかなるが)、ボールなど色々必要だ。

 特にゴルフクラブはドライバーからパターまで種類も豊富で、毎年のように新作が出るので、男の子の収拾欲とメカ好きな心をくすぐってくる。

 コース代も含めたらトータル百万円くらいはゴルフに使ったんじゃないだろうか。


 昨日ゴルフ行ってきたけど、やっぱ楽しかったな。

 最近は、以前のようなゴルフ熱は無くなってきたけど、また新しいゴルフクラブが欲しい。


(追記)

 そう言えば私が推している歌姫様の歌詞に「出会いが無いなんて言ってられないから、ゴルフを始めてみる」というニュアンスのフレーズがあって、歌姫様にゴルフを教えるシチュエーションを想像して朝から少しもだえてしまいました。

 

お盆休みのお供に、爽やかなラブロマンスはいかかですか?

『歌姫と銀行員』よかったら読んでみてね。

感想いただけると泣いて喜びます。

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