表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/17

資産運用

 私はおカネが好きだ。


 カネさえあれば、愛情も、友情だって買える。


 というと言い過ぎかも知れないが、残念ながら人生を決める重要なファクターであることは事実だと思う。


 私がなんちゃって弱小銀行に入ったのも、日本経済に貢献したいなんて気持ちよりも、安定してそうだし、利殖(お金の増やし方)について学べるかなと思った部分が大きい。

 あとは金融はメーカーと違ってコレという商品の形がないので、人間力で勝負出来るよ! 人間としての魅力が磨かれるよ! という採用担当の甘い言葉にダマサれたりとか。

 ノルマなんてみんなで協力してやるから、大丈夫だよ。どこの支店も切磋琢磨しながらいい雰囲気で仕事してるし……なんて嘘ばっかしな言葉にダマされたのだ。


 というわけで、おカネが好きな私は大学時代から株や投資信託をやっていた。


 リーマンショックが起きる前で、ちょうど世の中は投資ブームが起きていた。

 一日で何百万円も稼ぎ出すデイトレーダーがもてはやされたり、株の入門書とかも本屋さんにたくさん並んでいた。


 ちなみに私の知り合いの投資家は本屋さんの投資入門書の売り場面積の広さを見て、株価が天井なのか底なのかを判断する材料にするらしい。

 投資の本がたくさん並べられているとブームが加熱気味なので、そろそろ手仕舞いして売りに走る。

 逆に投資書のコーナーがお寒い感じだと、底が見えてきたので銘柄を買って仕込み始める。

 そういう人も世の中にはいるそうだ。


 私は一応、投資を始めてからずっと売買記録をつけているので見てみると、トータルで軽自動車が新車で買えるくらいは儲かっている。


 というと結構頑張っている方かも知れないが、投資歴十五年くらいでこのレベルなので、とても投資一本で食っていけるわけではない。

 特にアベノミクスの前にたまたま何社か株主優待目当てで銘柄を仕込んだのが当たったのがデカイ。

 要するにマグレ当たりというやつだ。


 十五年以上やってきての結論だけど、世界の色んな国の債券と株に分散投資できる投資信託を毎月定額で少しずつ買うのが、ある程度リターンが見込めて、かつ大怪我はしない投資方法ではないかと思う。

 例えば「世界経済インデックスファンド」というのがある。興味のある人は検索してくだされ。


 特に四十歳未満の人は、複利の効果も期待できるし、二十年くらいの長期投資で考えれば値動きも平準化されるので、オススメではないだろうか。


 日本円だけで資産を持つのは逆に危険じゃないかな。

 借金が1000兆円もあるんだぜ、この国は。

 正直、いつ破産してもおかしくない。アハハ……

 約70年前に「新円切替」という、破産チックな荒療治をしたことがあるんだよ日本は。


 東京オリンピックのあとくらいが一つの契機になるんじゃないかなと、個人的にはにらんでいる。


 年寄りのことは知らん。

 銀行や証券会社がすすめる株や投資信託を買うのだけはやめといた方がいい。

 自分でいうのもなんだが、銀行がすすめる投資信託にロクなやつはない。

 あっ、言っちゃった(笑)

 だって僕達、ノルマが消化できれば、客が儲けようが損しようがどうでもいいんだもん。


 銀行は手数料高いから、ネット証券がいいよ。

 私は楽◯証券を使ってる。他にはマネ◯クスとかSB◯あたりがメジャーどころだね。


 なんか長くなりそうなので、いったんこの辺で。



言うまでのないことですが、株や投資は自己責任で。

この記事を鵜呑みにして、投資をはじめて損をしても、当方では一切責任を取りませんので。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『歌姫と銀行員』シリーズ 場末の支店の銀行員と華やかな芸能界の歌姫の恋愛模様を書いた小説はコチラ!! 良かったら、ぜひブクマ、評価等してくださると励みになります! 『そしてふたりでワルツを』 私の創作仲間あっきコタロウさんの自信作! ジャンル迷子の群像劇! だけど中身は王道! なぜか余韻の残る読後感をあなたに!
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ