プロローグ
どうもお久し振りですコアス改めハーメルンでのネームに変更したカオスザインです。
向こうは二次創作が中心になってしまったので此方で完全オリジナル作品転載連載再開しようと思います。
→https://novel.syosetu.org/64292/
「だああああー!荷物多過ぎだろあンの糞ジジイ…」
「口動かしている暇があったらさっさと手を動かして!」
「…なんでお前までいる?」
「弐鬼の御両親に頼まれたからね」
「あンの馬鹿親ぁ…俺達に押しつけて逃げやがったな!…」
俺は鍵桐 弐鬼。
至って普通の健全な高校生男子だ。
そしてコイツはあの廻姫財閥の御令嬢で彼女の両親が趣味全開で経営しているファミレス「姫科堂」の看板娘で俺の幼馴染でもある廻姫 茉莉だ。
今俺達は先日突然亡くなってしまった俺の祖父の遺言によりなんと家に地下室があった事を明かされ其処の手入れをしておいて欲しいとの事で大掃除している。
「しっかし結構イイ場所だな…」
「もしかして君のアレなモノの隠し場所にでもかな?」
「{俺の心を読むな・・}お前もちったあお嬢様らしくする気はないのか?」
「何を言っている?コレが素の私だぞ?」
「あーハイハイ」
全力でなんとかアレな話題から誤魔化してみたがなんとか成功…やっぱりコイツはお嬢様らしくないんだよなあ…。
「では私はあちらの方をやってくるからサボるんじゃないよ」
「わーてる…よし行ったな…」
茉莉の奴が向こうに行ったのを確認すると俺はアレなコレクションの隠し場所を模索を開始した。
「ムッ!?なんだ?…」
俺は少し進んだ所で床が異様に盛り上がっている所を発見した。
うわ埃っぽ!
「こ…コレは!…」
埃を払い除けもう一度確認するとそれは更なる地下室に繋がる隠し床扉だった。
でも待てよ?あのジジイからはそんな事聞いていないが…まあいいや善は急げという事で。
俺は恐る恐るその扉を開いた。
すると…ゴォー!
「はっ!?…なあああああああああ!?」
扉の先は空中でした…。
ドユコトォー~?…
同じ頃 とある国家のとある研究所で慌ただしくとある試験という名の実験が秘密裏に行われていた。
「装のエネルギー率-方向へ逆算!駄目です!このままでは動かせません!」
「クッ!?…」
「大尉でも駄目だというのか…ならばどうしろというのだ?…クロノアシアン!…」
オペレーターの報告に苦虫を噛む女性長官。
「何故だ!?この私でも何故動かない!?雫月!」
雫月と呼ばれた巨大ロボットから降り長官以上に悔しさを見せる綺麗な金髪ロングの女性パイロット、カミネ・フレイア大尉。
だが彼女がコクピットから降りた数秒後…
ヴオォン!突如雫月が起動し出す。
「なっ!?…」
「大変です!雫月が無人で突然動き出しています!止まりません!」
雫月はそのまま研究所を飛び出していってしまった。
「なんですって!?何故?…そ、そういう事か!…」
「長官?」
オペレーターが不思議そうに長官の顔を覗き込む。
「あ…ああすまない私とした事が…{そうか…見つけたのだなお前達に相応しい装士使いを!雫月!そしてクロノアシアン!}」
一人思いにふけった長官は飛翔していく雫月を静かに見送る事にした。
「…ハッ!…フレイア装機隊すぐ出撃るぞ!カミネ・フレイア大尉だ。アルレスネで出撃る!」
突然の事態に困惑していたカミネは気を取り直し自身の部隊を率いて雫月の行方をすぐさま追っていった。
そして戻る…
「ちょっ!?…一体全体どうなってんだよこりゃあー!?」
はいどうもー{棒}弐鬼です。
ただいま絶賛命綱無しの空中ダイブ中です…あっ、やべ…意識が朦朧としてき…た……。
完全に俺は突然の空中ダイブ中で気を失ってしまった。
そんな降下中な弐鬼を受け止める存在があった。
それはあの雫月と呼ばれたロボットだった。
「『幾年と待っておった…てン?なんじゃ?気を失ってしまったのかの…』」
雫月から少女の声が聴こえる。
「『ふむ…ならば仕方あるまい…このわっし、クロノアシアンが代わりに我が半神を演操そう!』」
クロノアシアンと名乗った不思議な雰囲気を纏った少女が現れ弐鬼を雫月のコクピットへと運び、彼の顔を眺めながら操縦作業に入った。
「『おお…やっとるな…わっしらのデビュー戦と参ろうぞ!』」
雫月はブースーターを思い切り吹かし付近の戦場へと向かっていった。