なろうでは絶対に実装されないだろうけど、近い将来、必ずどこかの海外サイトが導入するであろうシステムの話。
以前、似たようなことを書いた気もするが、記憶が定かではないので、また書く。
小説家になろうでは、ほとんどの作品が投稿と同時に埋没する。
スマホ読者の大半はランキング経由でしか作品を読まず、PC読者の多くも「お気に入り登録」または「付き合いのある」投稿者の作品を優先して読むためである。
新規投稿者がいきなりバズるには、キャッチーなタイトルをつけ、なろう読者の「共通ルール」も把握した、それでいてトレンドに沿った作品を書く必要があり、それはほとんどもうムリゲーにも近い話。
―― アカウントを何度も作り直し、アタリが出たタイミングで「私、新規の天才ですが何か?」みたいな顔をしている作家もおそらくいるだろうが(ド偏見)、そんなものはクソ食らえだ(何の話やねん)。
枕が長くなった。ここからが本題。
新規投稿者も、古参投稿者たちとフラットに作品を見てもらうためのシステムの導入。数年前までなら、夢まぼろしのような話であるが、今の時代なら意外に簡単。それは―― 複数の言語生成AIによる「作品スコア」の表示システムの導入だ。
人気が、人気を呼ぶ。新人には、そよ風も吹かない。
多くの人間は、自ら権威に隷属する。なろうでいう権威とは、もちろん「ランキング」のことであり、そのどうしようもない不公平を覆すのが「作品スコア」の導入である。
スコアが異常に高いのに、読まれていない作品を見つけた時、それに惹かれない人間はなかなかいない。一般読者が、無評価作品をクリックしないのは、そこに「保証書」がないためであるが、AIがそれをつけてくれるのであれば、大航海時代へと突入する。
Claude、ChatGPT、Gemini、Grok、Copilot、他。
各AI別のスコアを獲得評価ポイントの上部に表示。それだけで、これまでまったく光の当たらなかった投稿にも、ランク入り並みの効果が現れるのではあるまいか。
なろうでの実装はコストの面も含め、現実的でないのは重々承知している。だが、個人的にはチアーズプログラムを廃止にしてでも、「広告収入をそういったインフラにこそ回せよ」というのが本音だ。
なろうから多くの投稿者が離脱しつづける背景には、カネの魅力よりも「自分の作品が読者に届かない」ことへの苛立ちの方が大きい。これは真剣に考えるべき課題でもある。
この案の導入には、おそらく相当なランニングコストの発生も予想される。何なら「プレミアム投稿者」制度を導入し、有料会員のみ、スコアが表示されるというシステムにしてもいい。収益の面でも採算が取れるのではなかろうか。
いや、まあ、そんなこと、なろうがするわけもないのだが。
無料会員の投稿作品では、月に3作だけ「AI評価対象作品」を自分で設定することが出来、有料会員なら30作品までとか、そのへんで調整するのも面白い。
てか、カクヨムがこれやれば、勢力図も完全にひっくり返るんじゃね?―― と、なろうで語るボンクラゲブラ。




