表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
De Profundis  作者: 絶品カニ玉
3/473


布団が吹っ飛んだ……。

華麗に。しかし何故? 俺の布団……。



待てども、呼べども、泣けども、叫べども。

布団は帰って来ない。


思えば

俺はあいつの事を大事にしてやらなかった。

まともに干しもしなかったし、洗いもしなかった。

愛想をつかして当然だ。


……失って初めて気が付いたんだ。

お前の大切さに。

布団。俺の、俺だけの、布団。

こんな哀れな俺の姿を見て、帰って来てはくれないか……?




布団は帰って来ない。

分かっている。

分かっている。



今夜はどうやって眠れば良いんだろう……。

とても冷えるのに。




評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ