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僕の推しが僕推しだった件  作者: 神崎あやめ
推しから恋人
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閑話 コメットの大阪ライブ 1

 太陽と三月が京都にイベントのために向かった1週間前の日曜日。瀬奈と蓮は大阪にいた。


 「蓮くん、ドキドキするね…!」


 「そうか?俺はなんか逆に全然ドキドキしてないけど」


 「えー?嘘だー!」


 「嘘じゃないって……っておい!胸元触ってくんなよ!?」


 「んんんん?ドキドキしてるじゃんかやっぱり!!」


 「いや、これはライブにじゃなくて瀬奈にだよ…」


 「え?」


 「なんでもない!」


 この日は、コメットの1stライブツアー、『Shiny(シャイニー) Comets(コメット)』の大阪公演、初演だというのになんだかんだ2人ともあまり緊張はしていなかった。それだけ準備をしてきたからに他ならないけれど、他にも要因はあった。その一つは…


 「楽しんでこーぜ!初ライブの初演なんて一回しか体験できないんだから緊張なんてもったいないんだからな!」


 そう、この2人を盛り上げている3人目。スターズの二科青空が応援兼ファンへのサプライズゲストとして帯同していたのだ。2人だけだったら緊張も多かったかもしれないが、スターズの中、いやギャラクシープロダクション全体でも1、2を争うムードメーカーの青空がいるだけで、スタッフ達の雰囲気も盛り上がっていた。


 そんな中最終確認を終え、青空とは別の2人の控室に一度戻ると、蓮が話し始めた。


 「なあ、瀬奈」


 「どうしたの蓮くん、そんなに改まって」


 「あのさ、このライブツアーを無事全公演終えたらさ、瀬奈に伝えたいことがあるんだ」


 「……それは今じゃダメなこと?」


 「うん、まあいつ伝えてもいいとは思うんだけど俺は全部終えてから伝えたいんだ」


 「うん、わかった。楽しみにしとくね!」


 「う、うーん?楽しみにされるのはそれはそれでなんだかなぁ……まあいいや、とりあえず今日楽しんでこ!」


 「うん!蓮くん、僕達で最高のライブにしようね!」


 「おう!」


 こうして2人の、コメットの1stライブツアーの幕は上がろうとしていた。

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