番外編 スターズデビュー 2
太陽達4人は、初めて一緒に食事をしたあとも幾度となく行動を共にし関係を深めていった。そして、番組出演の前日の事だった。
「え!?明日の番組、『ギャラクティカ』が出るんですか?」
「ええ、急遽決まったみたいね」
「あの人達が出ちまったら俺達完全に前座になっちまうじゃん!」
「否定したいところだが青空の言う通りだな」
「……一花さん」
「なに?」
「ちなみに、出演順はどうなりますか?」
「ギャラクティカがラス2、あなた達がトリよ」
「マジかよ…」
青空や流星、天も暗い表情を見せたが太陽だけは違った。
「……なるほど、そういうことか」
「……太陽?」
「……あ、いや、みんなは気にしなくても大丈夫。僕の問題だから」
「そうか?ならいいけど。じゃあ明日も朝からリハーサルあるしこのへんで解散するか!」
「そうだね、そうしようか」
「わかった」
「じゃあ一花さん、お疲れ様です」
「お疲れ様」
こうして、マネージャーとなった一花と青空達3人と別れた太陽は、とあるジムへと向かっていた。
某ジムにて
「……来たか、太陽」
「来たかじゃないですよ?煌星さん」
「お前には今後のギャラクシーを背負ってもらわないといけないからな」
「いやいや、まだまだ煌星さん率いるギャラクティカがトップとして引っ張っていくでしょう?」
「俺達もそのつもりだったんだが……」
「なら…!」
「まだ公表してない話だから内密で頼むぞ……俺達は、スターズのメジャーデビューと同時に解散するんだ」
「え……?」
「これは俺達3人で決めたことなんだ」
「理由を聞かせてもらうことはできますか?」
「そうだな。俺達はここ最近、個々での活動が増えているだろ?」
「そうですね…」
「中でも俺も皇も柊も3人ともが舞台とかドラマメインに移りたいと思ってんだ。だから、事務所には残るがギャラクティカというグループ自体は解散という形を取ることにした」
「そう、なんですね。まあ煌星さんもうちの兄と一緒で中途半端な事嫌いですもんね」
「そうだな。まああいつの一途さには劣るだろうが」
「そんなことは無いです。でも、それなら明日の番組出演を急に決めたのは…」
「そう、お前達にバトンを渡す意味合いもある。……俺達は知ってるんだ、前情報を出したときからお前を筆頭に誹謗中傷を書かれてることもな」
「煌星さん……」
「だから明日は気楽にいつも通りやってくれ」
「はい!」
こうして、番組当日の朝を迎える……




