声優会 〜女性声優交流編〜 2
私は桜井さんと白瀬さんからの追及に追われ始めました。
「ねぇねぇ月ちゃんはさ、一瀬君のどこが好きなのかな?」
初っ端からドストレートな質問をかましてくる桜井さんにちょっとした殺意を芽生えさせつつも私は諦めて正直に答えることにしました。
「全部ですかね」
「全部?」
「はい、全部ですね。ストレートに言わせてもらうなら私ははるくんのためならなんでもすると思えるくらいには好きですね」
「そんなに好きなんだ?」
「もちろんです!こんなところでこんな話するのもおかしいかもしれないですけど、私がこの業界に入ろうと思ったきっかけははるくんですから」
そう言ったところ、反応したのは北村さんでした。
「そうなの?……じゃあ私と同じってわけだ」
「え?……まさか北村さんもはるくんを?」
「あー、違う違う。自分が好きな人をきっかけにこの業界に入ったってところの話ね?」
「あっ…そうだったんですか」
「まあそれが今の旦那さんなわけだけど」
さらっと言われた一言は、私達を騒然とさせました。
「「「え!!?」」」
「今回は恋愛の話でしょ?だったら私も一肌脱いどこうかなって」
「いやいやいや、ゆかさん結婚してたんですか?!」
「あれ、前に朱音ちゃんとかいおりちゃんとかに言わなかったっけ?」
「「聞いてないですよ!」」
「あれ?そうだったかな…まあそういうことだから」
北村さんが結婚していたという衝撃の事実にみんな驚いてくれたおかげで私への追及が終わると思っていたのに、北村さんから私へのキラーパスが来たのです。
「だから月ちゃんも頑張れ!」
「何がですか!?」
「私は応援するからね!」
「あ、ありがとうございます?」
「……でもそういえば前に一瀬君もインタビューか何かで好きな声優は白鳥月だって言ってたよね」
「じゃあ相思相愛じゃん!」
「これは熱愛発覚も時間の問題かな?」
「そんなことないですって!!」
そんなこんなで、この後も色々とツッコまれながら声優会は幕を閉じるのでした。
その夜、自宅にて
「もー、大変だったよ」
「でも楽しそうだね。僕も女性声優だったらその場に混ざれたのかな…」
「いやいや、そもそもはるくん女子じゃないし。まあでも次回があるなら来る?多分みんな嬉々として受け入れてくれると思うけど?」
「お願いしようかな。じゃあさ、逆にって言ったらおかしいかもだけど明日はうちのスターズ会があるから来る?」
「え?」
「じゃあ決まりだね」
「いやちょっと!?」
こうして今日も終わりを告げるのでした。
次回は久々のスターズ編、スターズ会になります!今回は太陽込み、三月も参加のスターズ会です。これが終わると次は京都編の予定ですのでどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m




