声優会 ~女性声優交流編~ 1
今回は三月(月)とほかの人気女性声優たちの女子会のお話となります。
勉強会から数日が経ったある日の都内某所にて
「よし、みんな揃ったかな?まあ私が号令を出すのもおかしいかもしれないけど、今日は先輩後輩関係なく楽しんでいきましょう!」
そんな人気声優、白瀬いおりさんの合図を皮切りに今年3回目、私にとっては初めての女性声優の集まり、声優会は幕を開けたのでした。
今回の集まりに参加したのは10名以上。クロスアイギスで共演させてもらっている桜井朱音さんや、さっき号令をしてくれた白瀬いおりさん、さらには北村ゆかさんなどのベテラン声優さんも参加する中でまだデビューして1年くらいしか経っていない私は場違い感が否めず隅のほうで一人で周りの話を聞こうとしていました。ですが、そんなことを許してもらえなくなる話題が始まったのです。
「今日の話題はせっかくの女子会なので女子らしく恋愛関係の話にしようかなって思ってるわけなんだけど、まずは…柳川さん、結婚おめでとうございます!」
白瀬さんがそう言うと、私を含めたみんなも柳川さんを拍手で祝いました。ちょうどこの集まりの前日に柳川花菜子さんと、同じ声優である小野田賢之さんの結婚の情報が入っていたので確かにそういう話題も出るよね、なんて思いながら飲み物を飲んでいると、北村さんから爆弾が投下されてしまったのです。
「恋愛関係といえば…この前に白鳥ちゃんがスターズの一瀬君と一緒にいるのを見たんだけど仲いいの?」
まさかの人からのまさかの言葉に飲んでいたものを吹き出しそうになるのをこらえながらなんとか釈明しようとした私よりも早くこの話題に乗ってきたのは桜井さんでした。
「そういえばこの前のクロスアイギスのアフレコの時も二人の雰囲気よかったよね!…もしかして付き合ってるのかな?」
「そ、そんなわけないじゃないですか!?ただの知り合いです」
なんとか反論をしたもののそれをみんなが信用するはずもなく、話題はいつしか私とはるくんの関係についてに変わっていくのでした。
「でもさ、月ちゃんこの業界に入った時から好きな男性のタイプはスターズの一瀬太陽君だって言ってたよね」
「確かに!この前もスターズのライブも見に行ったんでしょ?」
「確かに見には行きましたし、私が好きなのは太陽くんで間違いないですけど私と彼とじゃとてもじゃないけど釣り合わないですし…」
そう言って否定したところ、桜井さんと白瀬さんが同時に私が失言するきっかけとなる一言を発したのでした。
「「それなら私が一瀬君狙おうかな」」
その一言に私は思わず、
「それはダメです!!」
と反応してしまうのでした。その私の反応を見た二人の顔はしてやったりといった顔で、その顔で私は面倒なことになってしまったと思ったのですが時すでに遅し。ここから私へのみんなからの追及が始まるのでした……
単話の予定でしたが、区切ったほうが読みやすいと思いお話を分けました。なので次回も月回となります。なかなか更新できず申し訳ないのですが、今後とも読んでいただけたらとてもうれしいです!応援や評価、感想などもぜひお願いいたします。




