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四条家で勉強会! 2

今回で勉強会は終わりです!

僕達が流星の家で勉強を始めて1時間ほど経った頃、僕と流星はあることに気が付き始めていました。


「ねぇ、三月」


「何?はるくん」


「1つ思ったんだけどね?」


「うん」


「三月……勉強普通にできるよね?」


「え?……なんでそう思ったの?」


その三月の質問には僕ではなく流星が答えてくれました。


「だって白河さん、普通の勉強できない子と違って1回説明したらすぐに答えられるようになってたでしょ?それって頭良くないとできないからね?」


「だから、今回の赤点もなにか理由があったんじゃない?」


「……やっぱり気付いちゃったかー。そうだよ!私だって一応白河家の人間だからね。そんなこと(赤点)になるほど出来は悪くないんだけど…」


「「だけど?」」


「はるくんならわかると思うんだけど、あの頃は忙しくってなかなか授業に出席できなかったから…」


「だってさ、太陽。わかる?」


そう言われて考えてみたら、すぐに理由に気付くことができました。


「そういえばあのクール三月は3本アニメに出てたね。去年はクラスが違ったからいたとかいないとかはよくわかってなかったけど…」


「へぇ、太陽からよく話は聞いてたけど、本当に凄いね」


「いえいえ、四条さん達スターズと比べれば全然…」


「…流星」


「え?」


「僕の事、そんな他人行儀に名字じゃなくて名前で呼んでくれたほうが嬉しいなって」


「でも…」


そう言いながら三月は僕の方を見てきたので大丈夫だよという意味を込めて小さく首肯すると、


「じゃあ…流星くんでいいですか?」


「…うん、それでいいよ!」


こうして二人の仲が少し深まったみたいで嬉しいと思いながらも少しもやっとした思いを感じていると…


「あぁ、太陽?別にそんなに殺気立たなくても僕は白河さんを狙うつもりはないよ?僕は別に好きな人いるしね?」


「なっ!?別に嫉妬とかしてないから!……っていうかそんなこと暴露しちゃって大丈夫なの?」


「大丈夫だよ。そもそも僕たち含めてギャラクシーの面々とか、テレビ局界隈の人達も僕達、特に太陽のそういうこと(恋愛関係)はノータッチを貫いてるから」


「それってどういうこと?」


「あれ?太陽は知らなかったんだ。太陽があまりに白河さんのことを推してるから少なくともそこ(白河さん)以外でスキャンダルが起こらないってわかってて、白河さん関連でそういうことが出たら祝福する方向性でまとまってるんだ」


流星から告げられた衝撃的な事実に僕は唖然とする他なかったけど、僕以上に違うところで驚いていたのは三月でした。


「…流星くん」


「何かな?白河さん」


「はるくんってそんなに私のこと話してました?普段バラエティーに出るときとかもアニメの話はしてたけど私の話なんて…」


「まあ、本番ではしてないね。でも本番前とか後とかはすごいよ?この前のMスタの時だって…」


その時の事を思い出した僕は流星を止めようとしたけど一足遅く…


「他の出演者に白河さんの1stシングル配ってたしね?」


「それは言っちゃだめなやつ!!」


「そうだった?…まあもう遅いけどね。でもあの時はビックリしたよ?だってさ、僕達の1stアルバムを配るのかと思ったら自分の推しのCDを配り始めたんだから」


「……なぜかロックバンドの方とかから楽曲提供の誘いが来てるって言われたから不思議だったけどそんなことがあったんですね?」


「だって三月の魅力をみんなにも知ってほしかったから!」


「別に怒ってるわけじゃないよ?悪いことをしたわけじゃないんだから。ただかなり恥ずかしいというか…」


「まあともかく、僕は太陽と白河さんのこと応援してるからね?」


そういう流星に、僕は一つだけ訂正をしました。三月と同時に言ったのは…


「「僕(私)達は付き合ってないよ(ですよ)」」


「は?それで付き合ってないの?」


「うん」


そして流星は今日一番の大きな声で叫ぶのでした。


「いやいやおかしいって!!」


それはもちろん僕もわかっていました。でも付き合うのならちゃんとした時、場所で言いたかったので僕は流星の叫びにあえて反応はしませんでした。

こうして僕達の勉強会は幕を閉じるのでした……

さすがの流星でも付き合ってない宣言には叫ばずにはいられないのでした。


次回は三月と声優仲間の話になる予定です!

ちなみに中間テストの結果は太陽が3位、三月は28位でした!(250人中)


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