僕たちの小旅行 4
僕達はシーパラを後にし、またバスに乗り込んで沼津市街へ戻った。
「そうだ、太陽。なんで欧蘭陀館に行きたいんだ?」
「そこってさ、三月の推しの実家のモデルでしょ?だから喜ぶかなって思って。まあ普通にそこのチーズインハンバーグが食べてみたかったっていうのもあるんだけどね?」
「へー、そうなのか。俺も一応アニメ業界の人間だけどそこまで詳しくはないからな。勉強になるよ」
「いやいや、声優事務所の社長してる陽兄には負けるって」
「そんなことより早く入ろ!」
「そうだね。こんなところで話ししてる場合じゃないね」
そんな話をしながら僕達は店内へと入った。そして、4人ともコラボしているメニューを頼んだ。
「楽しみだね!」
「そうだね。でももう夕方だからあと回るっていってもこの辺りをブラブラする感じかな?」
「そうだな。まあでも俺もイベント関連以外、プライベートでアニメの聖地に行くのは久々だったからな。楽しませてもらったよ」
「それに私は三月が楽しそうでよかったわ」
「今日は本当にありがとう!みんなのおかげでほんとに楽しかった!また4人ででかけたいね!」
「その前に2人で。でしょう?」
「そうですね。まあプライベートではないですけど来月は2人で京都ですからね」
「そっか。そうだったね!」
「まあその前に、太陽と三月の学校はあれがあるんだろ?」
「もう、陽介さん!それを思い出させないでくださいよ!」
「まあでも三月は太陽くんに勉強見てもらってるんだから大丈夫でしょう?」
「そうだよ!今回ははるくんに教えてもらってるんだからね!」
「でも油断はしちゃだめだよ?赤点取りましたとかは聞きたくないからね?」
「わ、わかってるよ!大丈夫」
「ならいいけどね……おっと、来たみたいだよ?」
そうして話していると、注文した商品が来ました。ここのチーズインハンバーグは他のお店と比べても美味しかったので、僕達は満足してお店を出て駅の方へと歩き出しました。
「そういえば2人とも明日は仕事なの?」
「三月はとりあえず明日もオフだな。太陽は?」
「明日はスターズとしても一瀬太陽としてもオフだけど、楽曲制作のほうがあるね」
「今度もCutubeにあげる曲?」
「いや、明日作るものはそっちじゃないよ。まあ今は言えないけどね?でも昼過ぎからは暇だから明日も家で勉強会する?」
「いいの?」
「もちろん。じゃあ明日はそういうことにしようか」
「わかった!」
(これで付き合ってないんだから早く告白しろよって感じだよな)
(でも昨日お互いのことがわかったばっかりだしね。まだそこまではいかないんじゃないかな?)
(それもそうだな。まあ俺たちは2人を見守ることしかできないけどな)
「2人とも何話してるの?」
「ああ、別に大したことじゃないから気にしなくていいよ」
「そう?ならいいけど」
そして僕達は、名残惜しさを感じながらも、沼津を後にした。
今回で太陽達の旅行編は終わり、瀬奈達の話と繋がり始めます。
次の太陽たちのお話までに少し時間がかかるかもしれませんがよろしくお願いしますm(_ _)m




