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僕の推しが僕推しだった件  作者: 神崎あやめ
推しと推し

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21/74

僕たちの小旅行 1

僕達は、陽兄の運転で静岡へと向かい始めた。


「そういえば、三月この前のライブ行ったんだろ?太陽はどうだった?」


「とってもかっこよかったです!」


「だってさ太陽?」


「ありがと、三月。…そういえば三月も僕に会ったときに言ってたけど、ちゃんとあれは三月に向かってやってたから安心して?まあ知り合いだったからっていう理由で三月が月さんだってわかってたわけじゃないからね?」


「あれってなんだ太陽?」


「ああ、あれってみんなが言ってたファンサのこと?なんか打ち上げしてるときに青空君も天君も流星君も3人共が太陽が珍しくファンサしてたって言ってたけどそれのことよね?」


「そうですね。僕が言ってるのはそのことです」


「ああ!確かにそういえば太陽のライブの次の日の三月はやけにテンションが高かったけどそういうことだったんだな?」


「そうだったんだ?」


「もう、なんでそういうこと言っちゃうんですか!陽介さん!」


「別に減るもんじゃないだろう?もう三月が太陽推しなのも太陽が三月推しなのも知ってるんだから」


「そうですけどー!」


三月はそう言いながら少しふてくされてしまった。そんなこともありながら話していた僕たちの話題は兄達のことに変わっていった。


「でも本当、陽兄と一花さんが付き合ってたことには驚いたよ?」


「そう、そうだよ!2人が付き合ってるなんて微塵もわからなかったのに!」


「どうやって出会ったの?」


「あれ?三月も太陽も覚えてないか…?俺達鳳家と一花ちゃん達白河家は俺達2人が高3の時まで近所だったんだよ」


「陽兄達が高3の頃って…」


「私達まだ小1だね」


「そうだな。そうか、ってことはもう10年も前なのか」


「そうね。あの頃は色々とあったもんね?」


「そうだな…」


「じゃあ陽兄達は10年も付き合ってるの?」


「いや、厳密には9年だな」


「高校の時はお姉ちゃんたちは付き合ってなかったの?」


「そうよ!私も陽介くんもお互いを好きだったんだけどね?やっぱり世間的に一般男性とってなると色々と面倒がかかっちゃうから…」


「……そうか!そういえば9年前って」


「太陽は思い出したか。そう、今からちょうど9年前に俺が声優アワードの主演男優賞を取ったから付き合い始めたんだ」


「そうだったんだ…陽兄達も大変だったんだね」


「まあ実際は勘違いと思い違い、意見の相違があったから本当ならもっと早くから付き合えてたんだけどな」


「それって…?」


「それはな…って言いたいところだけどまた今度な。もうここのIC降りたらすぐだから」


「もう着いたんだね!行こう行こうとは思ってたけどなかなか行く機会に恵まれなかったから楽しみ!」


「そうだね。三月、今日はたくさん楽しもう」


「うん!はるくんもね!」


こうして、少し前までなら考えもしなかったことだけど僕と推しの日帰り旅行が幕を開けた。

また更新までに時間がかかってしまいすみませんm(_ _)m

なかなか文章が思い浮かばず書けませんでした。次の更新もいつとは明言できませんがなる早で頑張りますのでよろしくお願いします!

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― 新着の感想 ―
[一言] おぉ~兄さん達の恋愛話が出て来た… 今回も楽しかったです!次回も待ってます!
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