兄と姉と、弟と妹 姉妹編
私は他の皆さんと別れたあと、ふらふらと渋谷の街を歩いていると私の携帯に1本の着信が入りました。
「もしもし…お姉ちゃん?なになに?…これからご飯?でも私食べちゃったけど……え!?ほんとに?行く行く!どこにいたらいい?……今渋谷駅前だけど…わかった!じゃあ無難にハチ公前で待ってるね」
誰かと思ったらギャラクシープロダクションではるくんがいる『スターズ』のマネージャーをしてる私のお姉ちゃん、白河一花でした。お姉ちゃん曰く久しぶりに一緒にご飯でもどう?とのことだったんですが、私はさっき皆とご飯を食べたので断ろうとしていました。でもお姉ちゃんに言われたある一言で私は行くことを決意しました!そして、ハチ公前でしばらく待っているとお姉ちゃんが到着しました。
「お待たせ!」
「ううん、大丈夫だよ!それよりもさっき言ってたのはほんとなの?」
「もちろん!だって三月のところの陽くんと私にはつながりがあるから」
「陽介さんと?なんで?」
「まあそれはいま気にすることじゃないし、とにかく移動しようか」
「わかった!」
こうして私はお姉ちゃんと久しぶりの2人ドライブに行くのでした。
「そうだ!今日は太陽くんとの初顔合わせだったでしょ?彼どうだった?」
「すごかった!初挑戦とは思えない演技力だったよ。さすがは陽介さんの弟って感じ」
「そんなにすごかったのね」
「しかもね!はるくん、今日のキャストみんなに差し入れもってきてくれたんだよ!しかもみんなの好みに合わせたやつ」
「やっぱりあの寄り道はそうゆうことだったのね」
「何かあったの?」
「いや、今日ね?アフレコ現場に向かうときに太陽くんが寄りたいって言って唐揚げ屋とかドーナツ屋とかに寄ったから何なんだろうと思ってたけどそういうことだったんだなって思って」
「はるくんってほんとそういうところすごいよね!よく色んなはるくんの共演者のSNS見たりするんだけど、はるくんすごくみんなに愛されてるもんね!」
「そういう三月だって彼の事好きでしょ?」
「もちろんだよ!でもはるくんと同じ空間で過ごせてるだけで幸せすぎるよ〜!」
私がそう言うとなぜかお姉ちゃんは苦笑いしていましたが、今はそこにはツッコまずに話し続けます。
「でもやっぱり間近で見るはるくんはカッコよかった!」
「でしょうね。太陽くんはうちのプロダクション内でもトップクラスの人気だもの。彼のルックスの良さと、アニヲタっていう趣味のギャップが親しみやすさを与えてるんでしょうね。まあファンサはあまりしない子だけどね」
「そこもいいんだよ!」
「ほんと、三月は好きね太陽くんのこと。この姿を彼が見たら喜びそうなものだけどね」
「それはダメ!こんなカッコ悪い姿見せられないよ!」
「そう?」
「そう!」
「そうなのね…まあそれはいいんだけど、そろそろ着くわね。ここからは私は三月の事月って呼ぶけど気にしないでね」
そこになんの意図があるのかはわからなかったけれど、とりあえず
「わかった」
と返事を返すと、車は高級そうな中華料理店の駐車場に止まった。
「着いたわよ!」
「はーい!」
これからはるくんと会えると知っている私はウキウキしながら車を降りお店の方へと歩いていくのでした。
さあ姉妹編も終わりましたので次は食事会。さあ2人の関係は進展するのでしょうか?
というわけでちょっとずつ恋愛小説感が出てきたと思いたい今作ですが、おかげさまで総合評価ポイントも1000ポイントを超えました!皆様の応援のおかげでございます!これからも今作をよろしくお願いします!
また、毎度のことではございますが、評価や感想のほどよろしくお願いします!




