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王の願い

PV90ありがとうございます!もっともっと伸びて欲しいですなぁー


「これはおよそ300年前、悪魔(サキュパス)と人間が戦争した。(淫乱戦争)圧倒的悪魔の魔力、戦力。悪魔は人間の性欲を上手く利用し、快楽に溺れさせ戦闘不能にしていった。そして、負けた人間たちは悪魔とある契約をしたのだ。その契約が人間悪魔間精力搾取契約(人間の生命を保証する代わりに一国の男性をすべて授ける。その男性が全員なくなったらまた別の国の男性を授ける。)というものなんだ。その契約のおかげで悪魔の勢力が拡大し、我々人間は衰えて悪一方。形的には王は国を統治しているが、実質統治しているのは悪魔なのだ。次男性を授けることになるのはこの国かもしれぬ。だから頼む!助けてくれないか。さっきもいった通り財産権をお前たち譲渡しよう。」


予想を遥かに越えてきた。悪魔だとか契約だとか現実的ではない理由である。しかし。もう受けると言ってしまった以上断ることはできないのだがな。


「もし、私たちが負けた場合はどうなるんですか?」

「この国は...いや世界は完全に悪魔に支配され、我々人間は精力を搾取されるだけの家畜と化すだろう。」

「わかりました。私たちがなんとかします!」


私たちがなにかをしないといけない。そうしないとこの世界の人たちには悲しい末路が待っている。そう綺羅は思ったのだろう。綺羅は正義感が強い、かなり。きっと財産なんてどうでもいいと思っているだろう。


「大変自分勝手で申し訳ないと思っている。引き受けてくれたことに大変感謝する。だが、君たちは悪魔と戦うにはレベルが足りない。ダンジョンでモンスターを倒したりしてレベルをあげることを推奨する。ダンジョンにいくにはギルドに加入しないといけない。もし、ギルドに加入しないのなら、怪我をしたときに多額の医療費がかかってしまう。だから、まずギルドに加入して来てくれないか?」


「わかりました。」


ギルドに加入するのはすごくワクワクする。ゲームで見たような冒険やらクエストができるのだろう。しかし、王様はあまりお金をくれなかった。これでは最低限の装備しか買えないし、宿代と食費を考えたら持ってあと二日だけだろう。ケチな王様だ!


そして、俺たちはギルドに加入した。ギルドに加入するとギルドカードというよくRPGとかでありそうなものがもらえるのだ。


「はい、これがあなたのギルドカードです。ステータス(HP,MP,賢さ,素早さ,攻撃力)はまあ平均(20)未満ですけど、惚好力は8000で上級職の遊び人です。」


なんか、あんまり嬉しくない。惚好力は8000ですごいけど人を惚れさせたことない。というか遊び人って上級職なのか?それに対して綺羅は


「あなたすごいですよ!ステータスはすべて99999のMAXです!レベル1なのにこれはすごい!見たことないです。それに職は最上級職のミスティックナイツです!」


「どう?!私の力見たか!」


今まで綺羅の力に負けてた理由がわかった気がする。こいつはあまりにも強すぎる。俺とは比にならない。そんなことを思っていると変なおじさんから話しかけられた。


「彼女があんなに強いなら君も強そうだね。...はっはははは。なんだいこのステータスと職は。遊び人って悪魔が勝手に上級職にした実質底辺職じゃないか!」


「ははは、そうだったんですか。」

「ちょっとーあんま強く引っ張らないで!」


俺はすぐにギルドから出て腹が減っていたので酒場にいった。







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