表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/19

第十話:日露戦争②

3月下旬、モンテネグロ公国が日本に宣戦布告し、日露戦争に参戦した。

日本は日英同盟を理由に英国に対露参戦を強く迫ったが、躊躇していた。

結局ドッガーバンク事件が起こるまで、英国は対露参戦をしなかった。


5月5日、主力の第二軍が上陸を始めた。


一方で司令部として満洲軍が結成された。

総司令官は大山巌だ。



「新たに軍を編成することになった」

「司令官は誰になるか?」


「はい。二個軍を編成し、第四軍司令官は野津道貫大将(鹿児島県出身)で、第三軍は乃木希典中将(山口県出身)になる予定です」


「中将?軍司令官は大将でなくてはいかんのでは?」


「今度大将に昇任しますので、大丈夫でしょう」



一方、遼東半島に上陸した第二軍は、5月17日から行動を開始した。

第二軍の作戦計画は、

「第一軍と共同でロシア軍と決戦を行い、ロシア軍が後退した後、遼陽・ハルピン間の連絡線を遮断し、その後北上して再度ロシア軍と決戦を行う」

というものであった。

遼陽・ハルピン間の連絡線を遮断するには、奉天を押さえる事が重要であった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ