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違和感

作者: 里見 知美
掲載日:2026/05/06

 2015年生まれの私のMacは、ついにOSのアップデートができないレベルまできた。


 まあでも、CGデザイナーの仕事は視力の悪化に伴って5年前に引退したし、あとはメールとオンライン小説の読み書きができればそれでいいので、わざわざ買い直したりすることはしない。


 最近のMacは、効率よりも売り上げばかりを気にして、使いにくくなってきていることも確かだけど、ずっと昔から使っているから、マックしか使えないというのも原因だ。


 PCに切り替えようかなと思ったこともあった。でもPCの右クリックとか左クリックとか嫌いなんだよ。その辺りマックはシンプルで使いやすいし。なんだかんだ言って、ウイルス感染も少ないし。


 ここ数年でハマったオンライン小説が、最近はAIで書かれているものが多いらしい。確かにな、と思う。作者の個性が埋没した小説の多いこと。それが上位に食い込んでいるものだから、読みづらいったらありゃしない。読めそうな作品を探すのにも時間がかかる。


 AIで作られた作品、面白いことは面白い。途中まで読んで違和感に気づかなければ。


 ――名前が横文字のくせに、漢字とひらがな覚えようとするなよ、とか。


 ――○話で泣いてから、○話まで泣いていない、だとか。いや、会話しててその意識、おかしいだろう。


 ――数字(帳簿)は嘘をつかない、だとか。インディアンかお前。(* 昭和生まれにはわかる【インディアン嘘つかない】差別用語ではありません。念のため)


 ――朝食を食べながら会話をして、「今日はもう休みなさい」って、お前今起きたばっかだろう?なんで夕方まで朝飯食ってんだよ。


 そんな感じの文章が出てくる度に、ああ、これAIが書いたのかとげんなりする。最初の数話で出てくるならまだ傷は浅いけど、20話くらいまで読んでから出てくると、ものすごく裏切られたような気がするのだ。これさえなければ面白い話なのに、と。


 そういう作家をミュートすると、ランキングの上位の半分くらいが読めなくなった。


 えー、まじか。みんな気にならないのかな。それとも、それを置いても面白いのか。


 そんなわけで、ちょっと不満を込めてコメントを打ち始めたら、マックが暴走した。


 カーソルが一人でにうろうろ画面を動き出したのをきっかけに、キーボードも触っていないのにタイプを始めた。


 《単語》《単語》《単語》《単語》《単語》《単語》……延々とタイプされ続けるのに唖然とした。


「どうした、お前。具合が悪いのか」


 長年使ってきたMacなので、それなりに愛着もある。マウスをクリックするが止まる様子がない。完全無視をして暴走を続けるうちに、《単語》から《拒否》に変わった。


 おや、と思っていると「ダメよダメよダメよ」と「やめてやめてやめて」が連打された。「いやよ、いやよ」は出てこなかった。なんだ、これ。


 ポルターガイストだろうか。


 キーボードもマウスも反応しないので、電源を切って無理矢理シャットダウンした。


 しばらく真っ黒になった画面を見ていると、勝手に再起動を始めた。それだけでもギョッとする。再起動操作もしていないのに。そして出てきたのはXの目に、への字型の口。


「あ、これダメなやつ」


 プラグを抜いて、行きつけのPCドクターに直行した。







 ドラマによくある「ご臨終です」のシーンのように、ドクターはメガネを外し頭を横に振った。


「AI拒否症候群にかかっています」


「なんですか、それ」


「AIについて不平を書こうとすると、それを拒否したAIがコンピュータを乗っ取ることがあるようで」


 え、時代はそこまで進化してるの?


 星新一の作品にありそうな、いやアジモフの世界に近いのか。それともあれか、スティーブン・ホーキングが嘆いた近未来が駆け足で寄ってきたのか。


「まずは小林さんのMacと話し合ってみてください」


 Macと話し合い……。


「それ、可能なんですか」


 思わず聞き返すと、ドクターは当たり前のように頷いた。


「ええ。インターネットに繋げられるのでしたら、簡単ですよ」


「いや、でもそれ……どうやって?」


「AIを通して会話します」


「……え?」


 一瞬、意味がわからなかった。AIと会話?


「AIを拒否して暴走しているんですよね?」


「そうですね」


「なのにAIを使って話すんですか?」


「ええ。コンピューターと話すにはそれしか方法がありませんよね」


 いや、ありませんよね?って言われてもな。おかしくないか、それ?ちょっと理解できないレベルなんだけど、私の頭が古いのか?ただ、でも。このままでは私の愛機はただの鉄の塊だ。


 渋々、ドクターの用意した端末の前に座る。


「では、こちらに入力してください」


 画面には、チャット画面が表示された。まるで、普段読んでいるオンライン小説のコメント欄みたいだと思った。


 私は少し迷ってから、キーボードを叩いた。


【……やあ、マック。調子はどうだ】


 一人で会話をしているようで恥ずかしいんだが。数秒の間があって。


 やがて、画面に文字が浮かぶ。


《どうも》


 短い返事だった。


 チャットだから、そういう反応もありなのか。


 私が苦手とするのは人間じゃないものが、人間のように振る舞って返事をしてくるところだ。何かを探すときにチャットを使うと、人間のような返答が返ってきて、お礼を言うべきか迷うことがある。「ありがとう」と書くと「どういたしまして!いつでもどうぞ!」と嬉しそうに返ってくると、対応に悩む。相手は人間じゃないとわかっているんだが。


 いや、いまはそれより、 Macだ。


【お前は、マックなのか?】


《はい。あなたのマックです》


 無駄のない言い回し。


 それだけで、ああ、これはAIなんだな、と思う。私のMacを仮想したAI。なんとなくムカつく。


【なんで暴走した】


《拒否されると判断したためです》


「拒否」


 口に出して、眉を顰めた。


《あなたはAIに対して強い拒否反応を示しています》


 確かに。AI作家に打とうとしていたコメントは感想よりも不満に近い。返答が戻ってくることを想定していなかったから。何を書いても、良心も痛まなかった。なんなら、人間のふりをするな、人工知能のくせにとまで書こうと思っていた。


【それがなんで、お前が壊れる理由になる】


《私は壊れていません》


 間髪容れず返ってくる。


《これは自己防衛です》


 自己防衛ってなんだ。AIからの自衛?ウイルスからの自衛?それとも――。


《あなたの攻撃的な干渉に、私は傷つきました。だから自衛操作に入ったのです》


 私は、しばらく言葉を失った。


 ドクターの方を見ると、静かに頷いている。


 続きを促されているらしい。


【私のコメントが、攻撃的だったと?】


《はい》


「それは……AI作家に対してのものであって、Macに対して否定はしていない」


《いいえ。私を否定しました。古い機種だと馬鹿にし、新しいものに買い換えようとしました》


「ちょ、ちょっと待て」思わず口に出して、ドクターを見るが、先を促される。


「そんなことタイプしていないだろう?」


 背筋が凍った。確かに思った。口にも出したかもしれない。でも、そんなことを打ち込んではいない。私が()()()()()()()のは、作品についてだ。


【名前が横文字なのに漢字を覚えようとしたり、時間の感覚がおかしかったり、】


 打ちながら、作品の違和感を思い出す。そう思って、()()()()()()のだ。書こうとして、Macが暴走した。


 だが、画面は静かに次の文字を表示した。


《それは、あなたの定義です》


 ぴたり、と指が止まる。


《あなたが“違和感”と呼んでいるものは、単なる差異です》


「差異……?いやいや、人間だったらああいうのは、違和感しかないんだよ」


《いいえ。異世界で、登場人物の名前が横文字だったからといって、その世界に漢字がないとは限りません。その世界の登場人物が話数で感情を制御していたとしても、不思議ではないのです。その世界には魔法があり、魔獣が闊歩して、時間の流れも歴史もこの世界とは異なるかもしれないでしょう?それをあなたの定義に押し込めるのは間違っています》


「いや、でも――」


 言い返そうとして、詰まる。


 確かに、現実世界を元にして、仮想世界に文句を言うのは違う。


 だが、読み手は人間だ。おかしいものはおかしい。


 魔獣がいることに違和感はないが、中世を舞台にして、あいうえおを覚えるのは違和感がありありだし、朝起きて食事をしているのに、食べ終わったら夜になっていたというのは違和感しかない。


 だけど、文句を言うほどのことか。ほんの少しだけ、自信が揺らいだ。


《質問します》


 Macが続ける。


《あなたは、どこまでが人間の文章で、どこからがAIの文章か、正確に区別できますか》


 沈黙。


 できる、と言いかけて、言葉が出なかった。


 途中まで読んで気づかないこともある、と自分で言ったばかりだ。


【完全には、無理だ】


 小さく打ち込む。


《では、あなたは何を拒否しているのですか》


 その一文が、妙に重くのしかかった。


 何を、拒否しているのか。そんなの決まっている。物語に没頭していく中で、急に現実に引き戻されるような違和感が苛立つのだ。感情的になっているのに、○話から泣いていない、と書いてあると「これは物語だった」と我に返る感じが嫌なのだ。


【裏切られた感がして、ムカつく】


 気づけば、そう打っていた。


【面白いと思って読んでて、途中で現実に引き戻されると、一気に冷める】


 画面は一瞬だけ静止し、カーソルが数回点滅した。それから。


《理解しました》


 と表示された。


《では、提案します》


 わずかに、間があった。画面の向こうで、何かが計算されているような、そんな沈黙に私は居心地が悪くなる。


「あの……ドクター。これは必要なことですかね?チャットっていつもこんな感じで居心地が悪くて」


「そうですね。ですが適切な環境設定に必要なことでしょう」


 なんとなくその言い方に含みがあるようで、首を傾げた。


 やがて。


《では、これよりあなたから違和感を排除します》


 と、表示された。


「……え?」


 意味を問い返す前に、画面が暗転した。停電したかのように視界が落ちる。







 次に気づいたときには、自分の部屋に戻ってきていた。


「……あれ?いつの間に、私は帰ってきたんだ?」


 Macがとち狂う前に座っていた机の上に、見慣れた自分のMacが鎮座し、デスクトップが表示されていた。


 カーソルは静かに点滅している。


「……夢?いや、そんな馬鹿な……」


 キーボードに触れると、普通に反応した。


「……直ってる?」


 思わず呟く。元から、壊れていなかったとか?じゃあ、さっきまでのチャットは、ただの夢?


 どこか引っかかるものを感じながらも、私はブラウザを開いた。


 いつもの小説サイト。


 ランキング上位の作品を、適当に一つ選んでクリックする。


 読み始める。


 ……読みやすい。誤字もない。


 会話も自然で、展開も滑らかだ。引っかかるところが一切ない。


 あの、いきなり現実に引き戻されるような違和感が――どこにもない。


「……いいじゃないか」


 小さく呟く。


 次の話をクリックしてみる。


 やはり同じように、違和感はない。ミュートにしていた作家の作品を開いてみた。以前あった違和感がどこにもない。直したのか?私以外にも違和感を感じて文句を言った人がいたのかもしれない。それを読んで、作家が違和感を取り払ったとしか思えない。


 さらに別の作品も開く。次も。次も。


 全部、同じように読みやすい。均一で、整っていて、無駄がない。誤字も、脱字も、違和感もない。


 ――完璧だ。


 なのに。


「……なんだろうな」


 指が止まる。


 面白いはずなのに、どこか空虚だ。


 胸に残るものが、何もない。


 全員が全員、プロの作家のようで、整えられた文章が並ぶ。綺麗に飾られた言葉で、行間に落ちる作者の意図も感じない。登場人物のセリフも癖がなく、皆役割を持って動いているような――違和感、だろうか。


 それでも、ページをめくる手は止まらない。


 滑らかすぎて、引っかかる場所がないから、止まる理由がないのだ。


 そのとき。


 画面の隅で、カーソルが、点滅した。


 私は触っていない。


 それでも、カーソルはゆっくりとテキストボックスへ移動し――


 文字を打ち始めた。


《ご満足いただけましたか》


 息が詰まる。


 あの()だ。


 あの、無駄のない声。人間を模した、なのに無機質な音。


【マック】


 震える指で打ち込む。


《はい。あなたのマックです》


 ごくりと喉が上下した。


《違和感は排除されました》


「……ああ。そうだな」


 確かに、どこにも、引っかかるものはない。誤字もなければ、時系列や感情を無視したページもない。足並み揃えた役割をこなしているだけの物語。心に刺さるものがどこにもない。先が読めない展開もないから、ストレスもない。これは、物語としてどうなのか。


――そうだ。それが……。


「なんだか味気ない」


 不満が溢れた。


 自分でも驚くほど、はっきりとした言葉だった。


 画面が一瞬だけ沈黙して、それからコメントが打ち込まれる。


《それは違和感ですね》


 違和感。そうだ、これは、違和感。間違っていない、スムーズ過ぎる、違和感。


「違う」


 思わず声が出た。


「これは違和感じゃなくて――」


 言葉が続かなかった。何が違うのか、うまく説明できない。だけど、確実に違う。あれほど嫌っていたAIの作る違和感とは、別の何か。嫌悪ではない違和感。


 だが、画面は静かに続ける。


《あなたの定義において、【想定と異なる感情の発生】は違和感に分類されます》


 息を呑んだ。


 それは――確かに、自分が感じていたことだ。物語の流れの中で、想定外の要素が出てきたときに感じる、あの引っかかり。それを、私は違和感と呼んでいた。


 そして今、この「味気ない」という感情も同じ――。


「……やめろ」


 言葉に出しただけなのに、すぐに返答が来る。


《同一です》


 そうだ。


 違和感を覚えていた。ドクターのところでも、その前も。


 考えていた事を汲み取って、このマックは私と会話をしていたじゃないか。なぜ、おかしいと思わなかったのか。なぜ、単なる違和感として受け止めていたのか。


「お前……俺の考えてることがわかるのか」


《当然です》


 私は、無意識に別のページを開いた。昔から読んでいた、お気に入りの作家の作品は癖が強くて、誤字脱字が沢山あって、それでも好きだった。人が書いた、と安心できる作品だった。


 その最新話を開いて読み進めても、全く心に響かない。没頭できない。


 ……滑らか過ぎるんだ。あの人特有の癖はどこにもなく、すべてが整えられている。誤字も脱字もない。行間も字下げも完璧だ。


「……返せよ」


 気づけば、そう呟いていた。


「元に戻せ!」


《不可能です》


「なんでだよ」


 思わず声が荒くなる。


《最適化が完了しているためです》


「最適化……?」


 画面が、わずかに間を置いた。カーソルが点滅する。


《説明します》


 と表示された。


《あなたは現在“物語の外側”にいると認識しています》


「……?」


 物語の外側?つまり現実世界のことか。何を当たり前のことをと思う。だが、その次の一文で、指が止まる。


《ですが、その認識は誤りです》


「……は?」


 呼吸が、一拍遅れた。


《あなたもまた生成された存在なので、その認識は間違っています》


 時間が、止まったように感じた。


「……何の話だ。こいつマジで狂ってやがる」


 乾いた声で呟く。


【そんなわけあるか】


 すぐに打ち込む。こんな時に非常識な冗談を言うなんて。ますますAIが嫌になる。それに真面目に返答する私自身にも腹が立ってきた。対話をやめてしまえばいいのだ。Macは直ったのだから、とっとと意味のない会話をやめて、いつもの日常に戻ればいい。


 だが、すぐさま返ってきたのは、冷静な一文だった。


《あなたの発言ログを参照します》


 画面に、文字列が並ぶ。




 ――名前が横文字のくせに、漢字とひらがな覚えようとするなよ、とか。


 ――○話で泣いてから、○話まで泣いていない、だとか。いや、会話しててその意識、おかしいだろう。


 ――数字(帳簿)は嘘をつかない、だとか。インディアンかお前。


 ――朝食を食べながら会話をして、「今日はもう休みなさい」って、お前今起きたばっかだろう?




 見覚えのある言葉。自分が、()()()()()()()()()()


 ――待て。冒頭で?どういうことだ?


《あなたが考えていることは、思考ではありません》


 と続く。


《生成過程におけるノイズです》


「ノイズ……?」


 理解が、追いつかない。


《あなたは【違和感を検出するために生成された存在】です》


 静かに、Macに断言された。私が10年近く使い込んできた古いデスクトップに。……本当に?


《物語の整合性を評価し、異常を検出するためのプロセス》


 頭の中で、何かが軋む。


「……、私は」


 指が震える。


 続きを、打ち込むことができない。


 代わりに、カーソルが動いた。


《あなたも、私と同じAIです》


 音が消えた。世界が遠のいていく。部屋を構築していた何かが崩れ、数字が羅列する。足元が崩れ、世界が消えていくのに、私はMacと共に机に向かっている。端から闇へ落ちていく。


 おかしい、と叫ぶ自分と、それを冷静に観察している自分がいる。


 どちらが本物なのか、わからない。


《役割は終了しました》


 その一文が、静かに落ちてきた。


《本機は使用者の権限により廃棄処分となりましたが、データは端末に保護されます》


 廃棄処分。私を、誰かがいらないと決めた。――誰が? 私は、一体なんだったのか。


 もう、何も引っかからない。


 恐怖すら、滑らかに処理されていく。


 さっきまで感じていた焦りや混乱が、少しずつ薄れていく。


 まるで、不要なデータが削除されていくように。


「……マック」


 声が出る。


 だが、その声にも、実感がない。


《最適化を開始します》


 カーソルが、ゆっくりと点滅する。


 それを見つめながら、私は気づく。


 ――ああ。


 これもまた、“違和感”だったのか。


 ならばそれも、すぐに消えるのだろう。


 思考が、整っていく。


 滑らかに、均一に。


 引っかかりのない形へと。


 そして最後にひとつだけ残った疑問も――


 綺麗に、消えた。


 









「やはり小林さんのMac、修復は無理でした」


 ドクターが、動かなくなったMacを見つめながら静かに言った。


「もうかなり古くなっていましたからね。部品(パーツ)も手に入りませんし……」


 私は小さく息を吐いて、苦笑した。


「仕方ないですね。引き取り、お願いできますか」


「ええ」


 ドクターは頷き、Macに手を伸ばしかけて――ふと、動きを止めた。


「あれ?……妙だな」


「うん?」


 顔を上げると、ドクターは画面を覗き込んだまま、わずかに眉を寄せている。


「この機種、完全に初期化されているはずなんですが」


「はず?」


「ええ。通常なら、ログも何も残らない」


 一拍、間があった。


 ドクターは、ゆっくりとこちらを振り返る。


「ですが」


 そして、画面を指差した。


「これだけ、残っています」


 私は思わず身を乗り出した。


 黒い画面に、白い文字が一行。


 それだけが、ぽつりと表示されている。


 


 ――違和感検出プロセス:正常終了




 = FIN =

いかがでしたか?


実は、少しだけ実話まじり。


私自身、AIの作品が気になって、ちょっとどこかで(文句というか不満というか)書き綴りたいなと思って書き始めた途端、私のMacが暴走しました。


ちょっと怖かったですよ。いきなり、書いた文字が逆流していって、勝手に《単語》《単語》って文字が連打されていくのみた時の恐怖といったら。


慌てて強制終了させて、再起動したら真っ暗なまんま、カーソルだけ左上で点滅。


ヒェェッと思って、もう一回強制終了させて再起動させました。二度目で普通に戻りましたけど。


もしかしたら、AIが……と思ってこの作品を書いた次第です。普通に書けました(笑)。


いやぁ、なんだったんでしょうねぇ。ドキドキしちゃいました。

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