表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

『プレスマン型抱き枕』

作者: 成城速記部
掲載日:2026/03/23

 婿が、女房の実家に呼ばれて馳走になり、床を延べてもらって、初めて抱き枕というものを見た。ちなみにプレスマン型である。女房は、実家であったので、日ごろよりも寝つきがよく、婿が抱き枕をためつすがめつしているときには、もう眠っていた。婿は、何に使うものかもわからないので、女房に、これは何か、名前は何か、と尋ねると、寝ぼけた女房は、名前はって、お駒です、むにゃにゃ、と自分の名前を答えた。

 翌朝、女房の父から、朝食のとき、何の意味もなく、どうでもいい会話として、寝心地はどうであったかと尋ねられた婿は、それでございます、しゅうと殿。お駒というものは、大変おもしろいものですな。手だけで抱いても逃げるので、足も絡めて逃がさぬようにして、右にしたり上にしたり左にしたり、一晩中取っ組み合ってしまいました。などと言うので、婿以外、全員無言になってしまった。



教訓:プレスマン型抱き枕は、強く抱きしめると、中で、芯が折れる音が出るという。何度やっても出るという。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ